モンベルのダウン使用モデル、ダウンハガー800
モンベルでダウンを使ったシュラフにつけられる名前であるダウンハガー800。
俺の使用環境はバイクでキャンプツーリングだったり、場合によっては登山とかだからシュラフはできる限り小さい物が望ましいから、コンパクトになるダウンのシュラフが欲しくて買った。
今回紹介するシュラフは、ダウンハガー800のラインナップの中の
- EXP.
- #0
- #1
- #2
- #3←コレ。
- #4
- #5
ある程度の防寒性能とコンパクトさを兼ね備えたシュラフで値段もお手頃。
そんなシュラフを体を張って試したり、徹底的にレビューしていく。
相当寒いところでない限り十分な防寒性能
ダウンハガー#3の防寒性能は
- コンフォート温度 4°C
- リミット温度 -1℃
- エクストリーム温度 -16℃
この温度についてわからない人もいると思うので簡単に説明しておく。
寝袋の限界温度の説明
コンフォート温度
コンフォート温度は、その温度で寝ると寒さを感じないくらいの温度で、快適に寝れるってことを示してる。
リミット温度
リミット温度は、その温度でなんとか寝れるくらいの温度。この温度で寝ようとすると地獄を見るらしいから注意。
エクストリーム温度
エクストリーム温度は、その温度で寝袋の中で6時間生きながらえるっていう温度。モンベル的にもこの温度では使わないでくださいみたいな感じだから使わない方がいい。
というかそもそも-16℃とか行く機会ない。
基本的にはコンフォート温度だけ見る
ダウンハガー800の#3の場合はコンフォート温度が4℃なので冬でも暖かいところなら寝れそう。でも真冬は正直厳しいと思う。
とは言ってもわからないので実際に寒いところで寝てみる
今回は冬のMt.FUJI CAMP RESORTで検証してみた。冬の富士山周辺はかなり冷えるので今回の検証にピッタリの場所だ。
寝た時の最低気温は午前7時の時の2℃。テントには特に暖房とかはつけていないので寝袋のガチンコ勝負。
ちなみに俺は極度の根性なし寒がり冷え性痩せ型だから俺が無理でもギリいける人は多分いる。
結果
案外いけてしまった。寝過ごしたし。
ほんとは震えながら寝たとかになると思ってたんだけど意外と余裕で寝られた。
8時くらいに寒くて一回目が覚めはしたんだけど眠さが勝って二度寝する程度だったので大したことじゃない。
俺は店員さんに脅されに脅されてたんだけど店員さんはある程度余裕をもって伝えてきてると思う。
案外ダウンハガーはリミット温度側に傾いててもいけるのかもしれない。
リュックに余裕で収まるコンパクトさ
↑画像はメガネケースとの比較
サイズ感は14×28cmと寝袋の中でもかなりコンパクトな方。
俺は普段はバイクでキャンプしてるから、THE NORTH FACEのSurgeっていう31Lのリュックをいつも使ってる。結構大容量なのに物が少ない時はコンパクトになるから好き。
ただガッツリキャンプする時用としてはちょっと心許ない。調理用具とかは全く入らない。
コンパクトかつ重さも軽量
重量も573gとかなり軽量になっていて、リュックに入れていても軽い。他も色々と物が必要なバイクでのキャンプツーリングとか、
邪魔になりにくいため主にバイクでのキャンプや電車などでリュック一つで挑む場合、また登山でのキャンプに適性がある。
↑最低限泊まるためのアイテムを詰めた状態。
このサイズのリュックで最低限キャンプ出来ること自体おかしいくらいけど、普段場所を取る寝袋のコンパクトさでなんとか詰め込み切れてる。
俺の場合はもうカツカツだからダウンハガー800だと#3が限界。
モンベルダウンハガー800唯一の2色展開
引用:https://webshop.montbell.jp/sp/goods/disp.php?product_id=1121360
基本的にモンベルのシュラフはは一つの番号につき一色しかないんだけど、三番だけは人気なのかサンライズレッドとバルサムっていう緑っぽい色の二色の用意がある。
やっぱり赤がいい
やっぱり個人的には赤の寝袋がかっこよくて好きで、ダウンハガーの赤系の色の用意が#0,#1,#3しかなかったから#3にした。
#0,#1は高すぎるしデカいし使える時期も真冬とかだけになってくるから俺にはまだ必要ないと判断。
右チャック仕様と左チャック仕様がある
これは半分好みの話。
でもこのダウンハガー800は右チャック仕様と左チャック仕様が合わさることで二人用寝袋に化けるシステム。
コンパクトかつ軽量で携帯性はバツグン。
いかがだっただろうか。
今回紹介したダウンハガー800、コンパクトになるおかげでリュックの収納が捗るし、重量もめちゃくちゃ軽いから携帯性はピカイチ。
防寒は過度な期待はNG
ただ実際に使ってみて、リミット温度を下回ったら流石に寝れないような気がした。
というのも一回寒くて目が覚めた時の感覚が家で冬に寝てる時に布団を蹴って起きた感覚そのものだったから。
布団を蹴って起きた場合はかけ直せばいいんだけど寝袋の中で寒くて起きた場合はそうはいかない。
布団蹴って起きた経験ある読者はやばさを理解してくれると思う。
それに今回はジャケットまで着て寝袋に入ってたからそれのおかげで耐えられただけかもしれない。
どちらにせよこの記事を読んでダウンハガー800#3に過度な防寒性能を期待するのは禁物だ。
ほおじろ通信は毎日更新
現在ほおじろ通信は2週間連続毎日更新を達成してる。毎日朝8時から9時の間に記事を投稿してるから気に入った人はブックマークをすることで次の記事も逃さず見てほしい。ブックマークをしてくれるとほおじろ通信的にも幸せになる。