コラム

【中古車投資】お買い物もできてリセールも最高な中古車を色々あげてみる

日本のみんなで国産中古車に投資して、WIN-WINで輸出から守りましょう!

中古車は最強の投資先

FF車のバッジタイプR

今回は、投資商品として車を見てみる的な話。

日本ではNISAのおかげで株や投資信託が大きな投資先として見られているけど、実は車は非常に合理的な投資先なんだ。

投資先としての車の魅力

  • ボラティリティが低い(安定資産である)
  • 暴落の危険性がほぼゼロ
  • 緩やかな右肩上がりをする

投資商品としての車の特性としては、以上のモノがある。

これ、ちょっとでもNISAとかで投資をやったことがある人ならわかると思うんだけど、S&P500系の投資信託と同じような特性を持っているんだ。

新車はデメリットがある

GT3RS_1

ただ、単に新車を投資先として考えたとき、色々と厄介な点がある。

  • リセールのいい車は異常に高い(スーパーカーなど)
  • 数が増えたりマイナーチェンジしたりするため、値が安定しづらい
  • 新車価格以上での売却を狙うのに時間がかかる場合がある

スーパーカーであれば、上記の下二つは問題にならない。

しかし、現実的に買いやすい国産のスポーツカー系は、そもそも買ったときより値段が高くなるまで10年以上待たなければならない可能性もある。

それに加えて、新車の場合は暴落の可能性を排除しきれないという問題があるんだ。

中古車は安定した投資先

そこで、中古車の場合を見ていきたい。

  • 増産されることはまずない(数は減る一方)
  • 100万円を下回る価格の車両も選択可能
  • 新車に比べて市場のミスリードがある

特に、個体数がもう増えないというのは投資商品において非常に魅力的な性質であることはわかっていただきたい。

リスクに関しても100万円以下から投資可能なので、自分に合った投資戦略を実行しやすいのも嬉しい点だ。

今回は普段使いができる車

楽しそうなバイク

そのうえで、「車なんて一台しかおけねぇよ…!!」といった人でも問題ないように、普段使いできる車という縛りを課して車種を選定した。

ほぼ全部マニュアル車だけど、そこだけは堪忍な!

実用性バッチリ!セダン系

まずは、セダン系の車種を上げていく。(厳密にはセダンではないものもチラホラ)

4ドアの車種が多いから、日常使用も全く問題なくこなせるのがポイントだ。

ホンダ アコードユーロR(CL7)

アコードユーロr

引用:ホンダ公式サイト

エンジンに大きな価値

特記すべきはK20Aエンジン。

これがこの車の価値を大きく上げているといっても過言ではない。

とはいえ、エンジンだけではなく足回りも良い構造で走れる車。その点も人気なポイント。

市場のミスリードがまだ大きい

そんなCL7アコードなんだけど、まだ100万円前後で買えてしまう。

自動車系のメディアにもたくさん出ているため、これからの値上がりは必至と考えられる。買うなら今や!

高年式だがCL1やトルネオも

ちょっと古くなってしまうんだけど、前のモデルであるCL1アコードや、顔がちょっと違うトルネオなんてものもある。

こっちはH22Aという違うエンジンがついている。どちらにせよ評価の高いエンジン。あと燃費がいいのも魅力。

ホンダ シビックタイプR(FK2以降)

fk2シビック

引用:ホンダ公式サイト

シビックタイプRというブランド

シビックのタイプRはそれだけで未来永劫の価値が保証されているようなもの。

先代から築き上げたレースのイメージ、北コースFF最速の称号。それだけ箔がついたブランドなんだ。

非常に人気な車種

その中でもFD2は非常に人気が高い。人気すぎて値段が釣りあがりすぎているから今回省くか迷ったけど、買えるならぜひ買った方がいい。

FD2以降のシビックは4ドアだから、普段使いも全く問題ない。

比較的新しいから高め

FK8以降に関しては、人気車種なのと年式が新しいためマジで高い。(FK2は希少性が高くプレミアがついていて高い)

ただ値下がりはほぼしないと思っていい。買えるのなら買うべき。

トヨタ アルテッツァ(RS200)

アルテッツァ

引用:ネッツトヨタ(アルテッツァのカタログ)

界隈で高い人気

アルテッツァはサーキット向けに大人気。

なので、アルテッツァの価格は実需に裏付けられた安定感がある。

ドリフトに人気なので状態に注意

ただ、ドリフトに人気な車種なので車両の状態は気を付けて確認しよう。

あと、他のと比べると若干現状のネームバリューが弱いから5年以上の保有を見越すべきかも。

ホンダ パートナー(EY系)

ホンダパートナー

引用:ホンダ公式サイト

カルト的車種

パートナーはホンダの商用車。

しかし、足回りにスポーツカーと同じダブルウィッシュボーンが使われているのだ。

というのも、ベースに後述するシビックのEK型が使われていて、それ自体が非常に人気な型のため、パートナーにも飛び火しているという感じ。

MTモデルが手に入れば激アツ

商用車であるため、営業にバリバリ使われていたと容易く想像できる。

そのせいか、綺麗に現存している個体も市場に出回る個体も非常に少ない。

中でもマニュアル仕様は非常に貴重。ぜひ長く大切に乗って、しかるべき時に売ろう。(即座に値上がりするタイプではない)

商用車なので荷物も無限に!

嬉しいのが、荷物を置くスペースが超絶デカいということ。

家族でキャンプとかでも余裕でこなせるデカさだから、ファミリーカーとしても問題なし!

ランエボとかインプレッサ

このあたりの車種も4ドアで普段使いしやすいといえる。

車輛の特性について、俺は詳しいことは知らないから言わないでおこう。

取り回し良好!コンパクト系

次は、コンパクトカーのようなサイズの車種を挙げていく。

3ドア(席は四つ)の車も多いので、一人暮らしor二人暮らし、もしくはセカンドカーを欲する人におすすめだ。

ホンダ シビックタイプR (FD2以前)

ep3

引用:ホンダ公式サイト

エンジンに非常に高い価値あり

先ほど紹介したシビックに対し、こちらは2ドアのモデルになる。

特筆すべきはNAエンジン搭載のシビックであるということ。これがFN2以前のシビックの価値を支える。

ターボエンジン搭載車は現行のFL5が最強であり、それ以外は下位互換とも言えてしまうけど、NAエンジンはそれぞれがナンバーワン。

値下がりの可能性はほぼないといえるだろう。

NAエンジン純正最速のEP3

まず最もおすすめしたいのはEP3シビック。NAシビックの中で無改造状態において最も速い。

それなのに市場価格は状態のいいモノであっても200万円以下で購入可能。

実際の性能と価格の乖離が最も凄まじいモデルとなっている。

まだ安いFN2

NAシビックで最も年式が新しいのがFN2。

先代であるEP3よりも遅くなったということで不人気車であるという特徴がある。

それでもシビックであり、K型エンジンであるため、現状の安さは市場のミスリードであると考える。

歴代でも人気の高いEK9

まず最初に、EK9より昔のシビックはこれから先、確実に値段が下がらないといってもいい。EK4という型でも〇。

EK9は現在でもレースに人気な車種であることもあって、その総数を日々減らしている。

加えて、最もレースが盛んだった時代の最後のシビックであり、市場での人気もEP3以降とは別次元に高い。

爆発的に高騰するとすれば間違いなくEK9とそれ以前のモデルになる。

ダイハツ ストーリアX4・ブーンX4

たくましいいぬ

画像手に入らず…!

ラリー競技用モデル

ダイハツが在りし日にガチで作ったラリー用のモデル。

すでにちょっと高騰しつつあるが、まだ手に入る値段。シビックよりは安い。

ちなみにエアコンがついていない。

比較的マイナー

マイナーめな車種で、球数がそれほど多くない。

これらも価格の急騰の可能性を秘めた車種と言えるだろう。

トヨタ スターレットグランツァv(EP91)

スターレットグランツァv

引用:ネッツトヨタ(スターレットのカタログ)

スターレットとしてのブランド

スターレットに関しては同じ名を冠する昔の車が人気すぎて飛び火している部分がある。

しかし、EP91自体も玉数としては多い方ではないため、希少性からも値段が上がる可能性は十二分に秘めている。

コンパクトで街中も乗りやすい

なんといってもコンパクトさが嬉しい。

普段の買い物もテキパキとこなすし、燃費もそこそこいいため、維持は比較的しやすい方だろう。

三菱 コルトラリーアート

あわいぬ

写真手に入らず…!

ラリー仕様のコルト

元がコンパクトカーシリーズの一つ。

車体がちっこいので普段使いもバッチリ。

球数が少ない

加えて、こちらもあまりたくさん売れた車ではない。

やはり、生産台数が少ない車は希少性の面で大幅なアドバンテージがある。

注意点

中古車投資をする上でいくつか絶対に守らないと行けない注意点がある。

車の価値に直結してしまうようなものばかりなので、絶対に見ておいてほしい。

エンジンオイルは1000km or 3カ月で交換

何かしらの油。なんだっけ?パッションフルーツ油?

まずはエンジンオイルの交換。

頻度としてはとにかく高いに越したことはない。そしてもう一つ大事なのが、記録をつけておくことだ。

エンジンオイルを超高頻度で交換し、かつ記録をつけていた場合、「あっ、前のオーナーさんはちゃんとしていた人だ。車の状態もよいに違いない」と考えてくれるため、売価に直結する。

錆などを見逃さない

車の中でも、ボディの錆は修理が難しいポイントの一つ。

錆てしまうと、それだけで売価が下がるので、こちらも絶対に見逃してはならない。

可能であれば、「その車種が得意なショップ」などに有料でも診てもらうと確実によい状態を維持できるのでオススメだ。

売価に直結する部分は兎にも角にも即修理

上記二つは取り返しがつかない要素で、壊れた後にどうしようもないから優先的に挙げた。

ただ、これ以外にも整備士の人に直した方がいいといわれた場合、わからなければとりあえず直そう。

ここを「投資の手数料」として割り切れないと、あとで大損をこくことになるぞ。

泥棒対策は必須

ふざけた顔

最後に、特に高い人気の車種を購入する予定の人は、泥棒対策を入念に行おう。

最低限、屋根とシャッターがあるガレージ、もしくは自宅のガレージは必須と思っていてほしい。

特に、屋根のあるガレージであれば、車の状態もよく保つことができる。積極的に屋根を建てていこう。

補足

維持の難易度の観点から、極力2000年以降の車種から選んだ。

スカイライン関連は実態と値段があっていない(仕手筋である可能性がある)と判断したため、今回は省いた。

RX-8はまだまだ上がらない可能性がある、またエンジンのアタリとハズレが大きいというギャンブル性があるため、投資としては厳しいと判断し、今回は省いた。

カローラランクスなどや、各種コンパクト系カップカーは長期保有が必要となると考えたため、今回は省いた。

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