自己アフィリエイトとは
自己アフィリエイトとは、アフィリエイト案件を自分で購入して稼ぐこと。だから、ブログの内容に自信がなかったとしても関係ない。自分で買う以上適当なことをしても収益が入るそんな夢のようなシステムのことだ。
怪しい響きしかない
でも、ただでさえ怪しい雰囲気を持たれがちなアフィリエイトに謎の単語が追加された結果、最早詐欺にしか見えない地獄のような単語をしてる自己アフィリエイト。
実際どうなのか、今回はメリットとデメリットを考えながら、その実態を解明していく。
自己アフィリエイトってどうやるの?
まずはとりあえず、自己アフィリエイトの基礎的なところから解説していこう。
基本的に自己アフィリエイトは普通のアフィリエイトと同じところから持ってくる。A8.netとか、バリューコマースとかもしもアフィリエイトとか、みんな知っている有名ASPでも自己アフィリエイトの案件がある場合が多い。
ただ、普通のアフィリエイトと違って、大体の場合自己アフィリエイトは「自己アフィリエイトOK」と書いていないとやってはいけなくて、これを破ってしまうと規約違反になってしまうから注意。
自己アフィリエイトはOKと書いていない限りやってはいけない。覚えておこう。
自己アフィリエイトのメリット、デメリット
ここから自己アフィリエイトの闇を暴いていく。
まずはメリットから解説していこう。
- 稼ぎがブログの規模に依存しない
- 還元率を上げる使い方がある
デメリットが
- そもそも購入する必要があったりして微妙
- アフィリエイトと違って自分の労働になる
- ミスると損する
となる。
ブログの規模はほぼ関係ない
これは、アフィリエイトの審査にさえ通ってしまえば稼げてしまうところにある。ブログのPVが少なすぎてアフィリエイトしても一円も入らない…といった人は自己アフィリエイトをすることで0を300くらいにならすることができる。
ただ、泡銭は稼げるものの後述する手間とリスクと割に合わないリターンしか期待できないから、正直微妙。
還元的な使い方をする
これが今の自己アフィリエイトをする上で最も有効的な使い方だと思う。自分がほしいものを買い物をするときに、アフィリエイトの報酬分安く買ってしまうという使い方。
例えば、ビットコインの口座を作りたいと思ったときに、そのまま作ってしまえば収益は生まれないけれど、自己アフィリエイトを通して作ることでいくらかもらうことができる。
この方法はECサイトにて猛威を奮える力を持っているんだけど、実はAmazonと楽天は自己アフィリエイトNG。大手がダメだからちょっと微妙ではあるんだけど、一つだけある程度大手で自己アフィリエイトしてもいいところがあるからあとで紹介する。
そもそも買わないといけない
何が悪いかっていうと、利益にならないこと。お金をもらうためにより多額のお金を払わないといけないのはマジで意味ない。
このデメリットがデカすぎるから自己アフィリエイトはあくまで稼ぐためじゃなくて、欲しいものを買うときに少しポイントがつく程度の間隔で使うのが吉。
自分が労働しないといけない
自己アフィリエイトは、アフィリエイトの最大のメリットである不労所得的な使い方が完全に死んでる。ミスのリスクを負った上に自己アフィリエイトの案件を探して申請して購入する時間があればコンビニでバイトした方がよほど有意義な時間を過ごせる。
スキル的な面でも時給的な面でもリスク的な面でも自己アフィリエイトはアルバイトに完全敗北しているから、稼ぐためにやろうとしている人はやめとけ。
ミスると損する
これは主にサブスクリプション系の自己アフィリエイトで起きがちなんだけど、解約を忘れたせいで余計に払ってしまうということが起きる。
俺そんなミスしないっすって思うかもしれないんだけど、自己アフィリエイトで満足に稼ごうとすると数個のサブスクリプションに登録しないといけない。
しかもそのサブスクリプションも謎のものが多くて、解約にひと手間いるものもしばしば。解約したはずができていなかったこともZARAにあるからもうやめとけ。
自己アフィリエイトしてもいいサービス
さて、ここまで自己アフィリエイトの強みと弱点を知ってもらったところで、次はいかに上手く活用していくかの解説をする。
自己アフィリエイトは性質上、してもいいところとダメなところがあるから、これを表にまとめた。
ダメなところでセルフバックしたところでバレない気はするんだけど、そんなにリターンが大きいわけでもないから無駄なリスクはなくそう。
A8.net | 〇 |
もしもアフィリエイト | 〇 |
afb | 〇 |
バリューコマース | 〇 |
アクセストレード | 〇 |
Amazonアソシエイト | × |
楽天アフィリエイト | × |
Yahooショッピング | △ |
有名どころをピックアップしたんだけど、基本的にASPと呼ばれるところは自己アフィリエイトOKの案件であればやっていいところがほとんど。
対して、ECサイトに関してはダメ。楽天もAmazonも自分で買ったり知人に買わせたりしちゃダメ。
ただ、Yahooショッピングに関しては例外で、やり方次第で唯一自己アフィリエイトをできるECサイトになっている。
Yahooショッピングでの自己アフィリエイトのやり方
となれば、Yahooショッピングを使わない手はない。
まず、YahooショッピングはASPから申し込むことで提携することができるんだけど、中でもバリューコマースかもしもアフィリエイトのどちらかでしか提携できないから注意。
報酬の率が高いバリューコマースの方がおすすめ。
こんな記事を読むような人にとっては常識だとは思うんだけど、1パーセント程度の還元を受けられるようになるのはかなりデカい。
他のECサイトと比較した上で結果どちらが安くなるのかを考えて賢く自己アフィリエイトに臨みたいところ。
マルチ的な使い方はゴミ
実際に見たことはないんだけど、なんか自己アフィリエイトを周りに布教してネットワークビジネス的な使い方を斡旋する人がいるらしいんだけど、はっきり言って意味ない。
そもそもがアフィリエイトだから利益が少ない上に、ASP会社に取られる金額があるにも関わらず、そこからさらにマルチで天引きされるとなると、収益がゴミ程度しか残らないのは想像に容易い。
例えば、お金のかからない内容で一契約で500円もらえる優良な案件があったとして、10%をマルチで天引きされると一つで450円もらえる。LINEの友人とかに教えまくったところでやってくれるのはマジでよくて20人。これで9000円。そこからネズミ講になるんだけど、かなり上手くいってその20人がさらに20人に売ることができたところで18,000円。
これ、友人に営業する時間と友人を失うリスクを考えるとめちゃくちゃ上手くいって27,000円はマジで割に合わない。もちろん20人なんてほとんどの人は達成できなくて、普通は5人紹介できれば頑張ったほう。
こういう話があっても絶対に乗ってはいけないから注意しよう。