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【プロ編集者志望】元編集者の俺が動画編集ソフトをおすすめしたる

どうもほおじろです。

知ってる人は超通な読者なんだけど、俺は一年ほどプロの動画編集者をやっていた時期がある。

だから動画編集ソフトについては人よりは調べているし、Premiere Proの操作に関してはその辺のYouTuberには絶対に負けない。

動画編集ソフトのおすすめ

この記事は、そんな俺が

  • 動画編集ソフトはなにがあるのか
  • 無料でどこまでできるのか
  • 編集者タイプ別のおすすめ編集ソフト

について解説していく。

動画編集に関する深い内容についてみていくから、YouTuberになりたい人も含め、これから動画に携わりたいすべての人に価値ある記事。

ぜひ今回の記事で自分に合った動画編集ソフトを見つけてほしい。

無料、有料の違い

まず始めるうえで最も気になるのが、動画編集ソフトに金を払うのかどうか。

実際、動画編集ソフトには三種類あって

  • 無料で使えるもの
  • 購入して使うもの
  • 月額料金を支払って使うもの

となる。

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大事なのはそれぞれの得意分野

肝心なのは値段ではなくて、自分が「何に使うのか」。

例えば、TikTokなどのShort動画に強い「CapCut」という無料で使える動画編集ソフトがあるんだけど、Short動画の編集に関しては、最低でも月額2,728円かかるPremiere Proを限定的に上回る能力を持つ。

YouTuberは極論「なんでもいい」

自分で撮影して自分で編集するタイプのYouTuberならば、極論「面白い動画が作れればなんでもいい」ということになる。

だから、魅力を感じなければ編集ソフトは無料のもので問題ないだろう。

ただ、先に言っておくと、編集に真面目に向き合っている人ほど無料ソフトの限界が見えてきて、いずれは有料が欲しくなってくる。

ココがポイント

はいどうも。iMovie使ってる人、99.9%がFinalCutProに移行する。

編集者志望はクライアントが最優先

自分で動画を上げるのではなく、編集者として誰かの動画を編集する場合は、受注先から指示が出ることが多い。

納品する動画ファイルの形式は「prpro」にしてくださいと言われたら、絶対にPremiere Proで編集する必要があるんだ。

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クライアントは絶対

クラウドワークスとかの、動画編集の仕事をネット上でマッチさせてくれるサイトを見ても、ほとんどの案件で動画編集ソフトが指定されている。

ただ、その中でも個人的に感じるのが

  • Premiere Proがずば抜け多い
  • Final Cutも見る
  • Photo Shopが使えると案件を取りやすい

という傾向があるように思う。

もし、すでに「ここで働きたい!」というところがあるなら、必ず要件を確認するようにしよう。

候補になる編集ソフトの一覧

じゃあここからは、クライアントとかからの指定が特になくて迷っている人へ。

候補になりうる大手の動画編集ソフトを見ていこう。逆にここに書いていないものは最初はやめておいた方がいいと思う。

Premiere Pro(有料)

誰かと協力して動画編集をする必要があるならまずコレ。

先に書いた通り、ほとんどの案件はPremiere Proが指定されているからこれを使わざるを得ないんだ。

Premiere Pro指定じゃない案件であっても、「Premiere Pro歴〇〇です」という経歴は大きな強みになる。

動画編集で食っていきたいならPremiere Proを使おう。

PhotoShopがあるのも利点

PhotoShopが使えるというのも、案件を取るうえで言えると優遇されやすい。

YouTuberも、PhotoShopがあれば見栄えのする高度なサムネイルを簡単に作ることができるから、できれば持っておきたいソフトだ。

ココに注意

PhotoShopも使えるプランはPremiere Pro単体よりも高くなってしまうよ!

Davinci Resolve(無料)

無料の動画編集ソフトとしては異常な機能を持つDavinci Resolve。

個人的な使った感想が

  • 基本的なことは全てできる
  • Premiere Proに比べて動きが重い
  • 編集の効率化が難しい(時間かかる)
  • 映像の加工が無茶苦茶高クオリティ
  • 個人的には音声も触りやすい

といった感じ。

無料とは思えないほど本格的な動画編集ができるから、「買うのはちょっと…でも動画編集気になる…」という方は一度Davinci Resolveを触ってみてはいかがだろうか。

編集者はスピード命

「基本的なことできるならコレでええわ」と思うかもしれないけど、それは違う。

編集者はとにかくスピードが命。

ほぼ全ての場所は固定給じゃなくて完成した動画の数に対して支払われる歩合制。

速く編集できればできるほど収入はあがるし、納期より早ければクライアントにも喜ばれるんだ。

そのうえでやはりPremiere Proが最強か…

iMovie(無料)

MacBookの人は最初から入っているアイツ。

感覚的に編集出来て、ある程度のクオリティのものができる。めっちゃAppleっぽい編集ソフト。

ココがポイント

It just works. Seamelessly.(ちゃんと動く。)

一歩踏み込むと…

ただ、一歩でも難しいことをやろうとすると話が変わってくる。

字幕の位置ですら数あるプリセットの中から探して決めなければならないし、とにかく自由度が低い。

iMovieで満足できない人はFinal Cut Proを買ってくださいというのがAppleの考えなのかもしれない。

Fical Cut Pro(有料)

で、一歩踏み込んで先にあるのがFinal Cut Pro。

iMovieと操作性が似ているから、最初のうちは同じ感覚で使えるからすんなりと始めることができる。

でもiMovieと仕様が違うところがあって、使う素材は同じファイルに入れておかないといけないと認識しないぞ!

Macユーザーは一考の余地アリ

Apple謹製の編集ソフトなだけあって、Mac OSとの相性はバッチリ。

あと、iPad向けのもある。使ったことはないけど共有とかできるならめっちゃよさそう。

Vegas Pro(有料)

これも有料の動画編集ソフト。

少し操作が独特なものの、高機能だから機能に困ることはまずない。

でも、やはりこれを指定されている案件はあまり見ない。何回も書くけど編集者やりたいならPremiere Pro一択!

CapCut(無料)

TikTokのお膝元、ByteDance社による動画編集ソフト(アプリ)。

これを使うだけでめっちゃTikTokな動画がいとも簡単に作れる。他の動画編集ソフト使っている人も絶対一回は触ってほしい!

PCソフトとスマホ向けアプリの両方が同じ名前でリリースされている。

Shorts!!
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ショート動画の心強いお供

特筆すべきはプリセットのトランジションとエフェクトの優秀さ。

  • めっちゃ種類がある
  • 個性的なものから使いやすいものまで
  • 使うだけでそれっぽくなる

Premiere Proで再現しようとすると、自分でブラーかけて回転させて…とか考えなければならないものをワンクリックで挿入できる。

頑張ればこれだけでいい感じの10分の動画も作れそう。それだけ優秀。

メモ

これが無料なの気持ち良すぎるだろ!

After Effects

多分、After Effectsを使いたいという人はここまでの話「なんか俺が求めた記事じゃなかったかも…」となっているだろう。

というのも、この動画編集ソフトは少し毛色が違って、MVとかCGを製作するのに強いものになっているんだ。

MV作りたいならコレだと思う

一応AfterEffectも触ったことはあるんだけど、残念ながら僕の本業はそっちじゃなくてYouTubeの動画編集。

だから、詳しいことは言えないんだけど、動画編集者の友達にMVを作成している人がいて、その人はAfter Effectを使っているから多分コレ使えるべき。

ごめん詳しくは本当にわからない。

動画編集者タイプ別オススメ

じゃあここからは上のやつらを用途別におすすめしていく。

これだけ種類があるだけあって、それぞれ強みと弱みがある。

プロ編集者向け

プロに関しては頑なにPremiere Proがおすすめ。揺ぎ無く。

ただ、Premiere Proだけでなく他のも一応使えるという状態にしておくのはオススメ。

個人的にPremiere Proと併用できるとよいと思うものが

  • Davinci Resolve(映像加工向け)
  • CapCut(ショート動画向け)
  • PhotoShop(画像加工用)

Davinciで簡単な下処理をしてからPremiere Proで仕上げると、かなりクオリティを上げられるからおすすめ。(時間かかるけど)

CapCutに関しては言及している人は少ないんだけど、ショート動画の伸び的に使えると今後の展望がよろしくなると思う。

PhotoShopに関してはマスト。

YouTuber向け

比較的ソフト選択の幅を大きくとれるYouTuber向けについて。

こちらも、Premiere Proがおすすめではあるんだけど、まだ収益化できていない場合は金をかけるのに抵抗があるかもしれない。

そのうえで、あまりお金をかけずにおすすめなのが

  • CapCut
  • Vegus Pro 20

CapCutって最高!

CapCutは無料の範疇を超えたクオリティを出せる上、元がスマホ用なこともあってすごく軽い。

PCのマシンスペックへの投資すらいらず、今すぐでもある程度のクオリティの動画を作ることができてしまう。

Vegus Proは有料ソフトではあるものの、買い切りバージョンが存在する。セールの時に買ってしまえばかなり安く買えるからおすすめ。

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結局は使いやすいやつを選べばいい

色々と書いたものの、クライアントからの縛りとかがない限りは自分が思う一番使いやすいものを使うのが最も良い。

結局は慣れがすべてを解決する

  • クオリティ
  • 編集スピード
  • 問題の解決能力

慣れてしまえばこれらはおのずとついてくる。

結局は好きなやつ使え

動画編集者ライフ楽しめ!

今回は動画編集ソフトについての記事を書いた。

でも、あれだ。動画編集者を志す人は良く言えばチャレンジャーだけど、多分世間一般から見れば変な奴。

結果がすべて

しかしながら、動画編集者は半分フリーランスな職業。宙ぶらりん。

つまり結果がすべての世界。だからこそ、なんとしても成功して結果ですべてを見返してほしい。

~班長からの有難いお言葉~

明日から頑張るんじゃない…今日…今日だけ頑張るんだっ…!今日を頑張ったもの…頑張り始めた者にのみ…明日が来るんだよ…!

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