今流行りの電熱ベスト
最近よく見るようになった電熱ベスト。でも現在、電熱ベストはいろんなメーカーが大量に出していて何を買えばいいのかよくわからない人も多いのではないだろうか
そして見知ったメーカーであるワークマンにたどり着いてなんとなく買ってしまえばもう最悪。
ワークマンの電熱ベスト
タイトルは文字数の関係で強い語気になったけど、実際あまりおすすめできない。
今回の記事は、なぜワークマンの電熱ベストはおすすめできないのかを詳しく書いていく。意外と盲点になっているような部分が多いし、バイク乗りにとっては致命的っていう人も多いと思う。
最後の方ににおすすめの電熱ベストも紹介してるから、最後までしっかり見ていってほしい。
電熱ベストに接続する端子がUSBでない
車載USB電源から給電して使おうと考えている人と、自分で大容量モバイルバッテリーを用意して使うことを考えている人は絶対に買ってはいけない。
ワークマンの電熱ベストは丸型の謎端子でしか給電できないから、ワークマンのバッテリーしか使えない。
バッテリーが壊れたりしたときもわざわざワークマンで専用のバッテリーを買わなければならないというのは個人的には✖。
電熱ベストは実質約7000円
上記した通りバッテリーはワークマンのほぼ専売品。しかも電熱ベスト本体とは別売り。
つまりは電熱ベストを動かそうとすると本体約4000円+バッテリー約3000円の合計7000円が必要となる。
他の電熱ベストも別売りではあるんだけどUSB給電できるタイプはご自宅の余ったモバイルバッテリーを使ったり車載電源を使って動かせる。
その点でもワークマンの電熱ベストは微妙といえる。
ライダーにとってはあまりよくない
寒い状態に長時間身を晒すライダーにとってこれは死活問題。高温モードにしていると思ったより早く充電がなくなるからマジで不便。
アップルもワークマンも、もう少し考えて端子を設定して欲しい。
バッテリーを充電する端子も謎端子
充電する端子も謎の丸端子が採用されてる。これに関してはツーリングとかで電熱ベストを充電することが必要な時、いちいち余計なACアダプターをもう一つ持っていかないといけないという非常な大きなデメリット。
荷物の軽量化が大事なバイクツーリングにとって大きな敵になる。邪魔。
背中にしか電熱器がついていない
出典:https://workman.jp/shop/g/g2300036933166/
これで大丈夫だと思ってる人もいるかもしれないけど、明らかに前面にもヒーターがついているベストより寒い。
バイクは走行風を前からバンバン受ける。いくら背中を温めれば全身温まると言ってもやっぱるベストは冷たいところを直接温められること。
ワークマンの電熱ベストは井の中の蛙
ワークマンの電熱ベストだけを着ていれば特に不満には思わないだろうけど、他の前面についているものから乗り換えた人とかは少し物足りなさを感じるだろう。
さらに背中でも上の方と下の方しか暖かくならない。ワークマン的には大丈夫だと思ったのかもしれないけどちょっと微妙。
バイク用としては少し物足りない性能、激安の宿命
やはり思ったことはバイク用としては少しずれた電熱ベストであるということ。
電熱線が後ろにしかついていないのもキャンプで暖をとることを考えればちょうどいいし、バッテリーの謎端子も車で移動することを考えれば軽い。
バイク用としては同じくらいの値段でももっといいモノがありそうだ。
よい電熱ベストである条件
ではライディングウェアとして最適な電熱ベストとはどのようなモノだろうか?個人的に使ってみた経験から以下のものが重要だと思う。
- 分厚くなく動きやすい素材であること
- 端子はUSBを使っていること
- 前面にも電熱線を完備していること
- 洗濯が出来ること
薄型である/動きやすいこと
電熱ベストの中には薄型とは程遠い分厚いモノがある。基本的に電熱ベストの上から何かを着るライダーだと薄型でないと使いにくい。細身なシルエットが好きな人ならなおさらだろう。
ごわつきすぎて動きにくくなると安全運転に支障が出始めるので、極力薄型で動きやすいモノを選ぶべき。
バッテリー周りの端子がUSBであること
上でも書いた通り電熱ベストに給電する端子がUSB出ないとバイクの電源から給電できず、自分で用意した大容量モバイルバッテリーも使えない。
長時間使い続けるバイク乗りにとってはあまりよいとは言えない。
あと、バッテリーを充電するために専用のACアダプターが必要なタイプもツーリングの際の無駄な荷物を増やしてしまうだけなのでできる限り避けたい。
前面にも電熱線を完備していること
電熱線が前面にないタイプは前側が冷えやすいライダーにとってはあまりよいとは言えない。
前面が温まることで背面だけとは比べ物にならないくらい暖かく感じるからぜひ前面もあるモデルを購入しておきたい。
洗濯出来ること
水洗いはインナーに挟んで着ることを考えればあまりいらないとは思うものの、大事なのは洗濯しても大丈夫なほど水に対して耐性があるということ。
洗濯がNGなタイプでツーリング中に大雨に打たれたら壊れそうで気が気じゃなくなる。
出来れば洗濯までできるモノが欲しい。
今の要素を兼ね備えたコスパ最強の安い電熱ベスト
今話した要素を全て兼ね備えた最強の電熱ベストがコイツだ
Amazonで電熱ベストを検索すると上の方に出てくる。謎メーカーにしては完成度は高めだと思う。
体にフィットするサイズ感で効率よく温まる
これには上で話した要素以外でもう一ついいところがある。他のものと比べて効率よく温まりやすいのだ。
温かいものは押しつけた方が熱が伝わりやすいのは経験でわかると思う。この電熱ベストはいい感じのサイズ感でしっかり体を温めてくれる。
そのため、買う場合に2サイズで悩んだら小さい方をおすすめしたい。
激安電熱ベストは難しい
いかがだっただろうか。電熱ベストも各社それぞれ売れるように工夫はしているものの、やはり激安である以上完璧なものは存在しない。
ワークマンはその典型であくまで現場とかで使うためであって、明らかにバイク向けに作られているわけではなさそうだ。
よい電熱ベストを選びたいなら、出来る限り正しい用途のものを選ぶようにしたい。
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