バラクラバのおすすめは人によって違う
バイクに乗るときに、前髪が邪魔だったり顔が寒いからだったり見た目を考えたりして、ヘルメットの下につけるバラクラバの購入を検討した人も多いのではないだろうか。
実はそのバラクラバなんだけど、用途を間違えて買ってしまうと意外と後悔することが多い。
バイク用バラクラバ以外は×
理由は後で詳しく説明するんだけど、登山用とか自転車用とかサバゲー用とかの別の目的をもって作られたバラクラバは全くおすすめできない。
今回はなんでバイク用にすべきかを解説しながら、バイク用の中でもおすすめのバラクラバも紹介していく。
バラクラバをバイク用にするべき理由
まず、アマゾンでキーワード「バラクラバ」で検索すると出てくるのが登山用とか自転車用に多いセパレートタイプのバラクラバ。
バラクラバの用途で一番多いのが基本的に顔を風に晒しながら結構な速度で走る自転車用だから必然的にこのタイプが増えてる。
セパレートタイプの隠れたデメリット
恩恵を受けられない
セパレートタイプは状況に応じて頭部分を外したり逆に口元を開けたりすることができるのが魅力的になってくるとは思うんだけど、そもそも疲れにくく密閉性の高いヘルメットを使うバイクではその恩恵を大きくは受けられない。
メリットがなくなるのがデメリット。
ズレる
それに加えて、フルフェイスヘルメットを使っているとかぶるときにバラクラバの可動部分がズレてしょうがない。
これがかなり鬱陶しくて、俺もアマゾンで謎メーカーの自転車用バラクラバを買って使ってみたけどズレにずれて実際に使う気にはなれなかった。
バラクラバの下部分が余る
これ、バイク用のバラクラバでも余り過ぎるものがあるんだけど、よだれ掛けに見えた人はいないだろうか。いや、必ずいる。よだれ掛けには見えずとも、風になびく余った布はあまりかっこいいものとは言えない。
もちろん寒いときには逆に重宝するかもしれないものの、首がゴワゴワするデメリットを考えると必要性を感じなくなってくる。
おすすめのバイク用バラクラバを紹介
バラクラバはバイク用を買うべき理由を知ってもらったところで、じゃあ実際どういったバラクラバがおすすめなのか、かっこいいのか快適なのかを各メーカーのバラクラバを比較して紹介していく。
今回比較したのは
- KOMINE
- NAROO MASK
- DAINESE
それぞれ違った特徴があるから自分にあったものをチョイスしてほしい。
KOMINE
KOMINEはマスクっぽいものからガッツリしたバラクラバまで多種多様のラインナップがあるのが特徴。
ただしどれも首元は長めで、すっきりした印象を出したい人は別のメーカーのものにしよう。
価格も後述の二つより抑えめだから、お財布にやさしくなりたい人はKOMINEの中で好みなものを探すといいかもしれない。
あと、フルフェイスの人はセパレートのモデルは選ばないようにしよう。必ず後悔する。
NAROO MASK
あまり聞いたことがないかもしれないけど、スポーツ用のマスクとかバラクラバを作ってる高級マスクメーカーみたいなところ。
バイク用としては「F3H」「F3F」「F9F」の三種類がラインナップされていて、どれもつるっとした素材でヘルメットをかぶりやすくするところまで考えられているのが特徴。
F3Fが最もスタンダードなタイプで、F9Fが冬用の裏地起毛タイプで、F3Hは額の部分が空いているハーフタイプになってる。
特にこだわりがなければF3Fでいいと思う。
DAINESE
インスタグラムとかで外国人がつけてるのは大体コイツ。
今回おすすめするのがバラクラバのなかのD-COREシリーズのやつ、完全にバイク用として作られていて性能はもちろん申し分ない。あとこめかみの部分にいつものマークがデザインされている。
特筆すべきは首元のスッキリさ。首の途中でホールドされるようになっていて、フルフェイスヘルメットを着ければ首からは確実に布は見えなくなる。
デザインとしては最強。持ち運びに関してもめっちゃ小さくなるから簡単。迷ったらこれ買っておいたら問題ないと思う。
ただ、フリーサイズだからある程度着けて慣らしておかないと頭が大きめの人はキツいかも。
ブランドに興味はないけど実際使ってみてかなりよかった。おすすめ。
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バラクラバも奥が深い
いかがだっただろうか。今回はバイク用のバラクラバについて記事を書いた。
俺も最初はバラクラバなんて用途で変わるものだとも思わなかったけど、実際使ってみるとその見た目と機能性から高いものには理由があることもわかった。
特に冬なんだけど、バラクラバがあればかなり快適にバイクに乗れるから購入を検討するのもいいと思う。