はじめに
この記事は理系大学生で、大学か親にレッツノートを勧められた人が本当に買うべきかの判断材料になればいいと思って書いたもの。
だから「ほーん」的な感じで見てもらえれば間違いないと思う。
ちなみに俺はユーザー。
結構攻めた値段
- Panasonic - Let`s note SV 265,100円(税別)
- Apple - MacBook pro 134,800円(税別)
- SONY - VAIO SX12 152,800円(税別)
- HUAWEI - MateBook 13 109,780円(税別)
というようにレッツノートを買おうとすると同じサイズくらいのノートパソコンたちが余裕で買えてしまう超強気な値段設定。でも実は大学とか会社とかで集団で購入する分にはかなり安くなる。
だから実際には他の同レベルのノートパソコンと同じかちょっと高い程度。ただそれでも高い。
独特な外観、不便な凹凸
最新のMacやVAIOとか、他のノートパソコン全てに言えることなんだけど、全部シンプルなデザインになってる。対してレッツノートは各所に凹凸が目立つちょっと時代遅れなデザインとも言える。
でも、これに関しては裏を返せば他と違ってミーハー感がなくて玄人っぽい印象になるっていうメリットがあるからいいとは思う。
問題は凹凸が多すぎてほとんどのPCスタンドが使えないということ。PCスタンドは出先とかで作業する時でも楽な姿勢で効率化とストレスの軽減が見込めるから個人的にかなり推してのもあって結構致命的なデメリットだと思ってる。
あと厚さがあるからリュックに入れずらいのも地味に欠点。
音質・画質がチープ
この価格帯の他のノートパソコンに比べても音質がかなりお粗末。試しにBad guyでも聞いてみると低音がほぼ聞こえない。
これだけならいいんだけど、今の時勢上、オンライン授業とかで音を出したい時に結構聞き取りづらい。英語のリスニングとかはほぼ無理だからイヤホンか外部スピーカーが必須になる。ちょっと不便。
画質に関してもカメラで撮ったものを編集したいとか正しい色でデータを見たい人とかは絶対買わない方がいい。後悔する。
あと、電源に繋いでないと最大輝度が低くて日の下だと見えない欠点も地味にある。不便。
画質は人による
普通にCADを使いたい人とか、文書作成をする人にはデメリットにならないんだけど、動画編集とか写真加工もパソコンでしたいって人はまずやめといたほうがいい。
CFSVに使われているモニターは同価格のほかのノートパソコンに比べて色域が狭め。
特にAdobe製品を使いたいという人は、CFSVではその実力の半分も発揮できないからおとなしくほかのものにしよう。
なぜかCtrlとFnが逆
これ、このパソコンの謎の一つなんだけど、CtrlキーとFnキーが逆についてる。
このパソコンだけを使っている限りは問題ないんだけど、別のパソコンもよく使うなら結構ウザい。
一応BIOSからいつもの配置にできるんだけどキーの表記と違うようになるから微妙。
安心と信頼の堅牢さ
このパソコンを買う人はここが一番大事。他のノートパソコンではテストすらしないような耐衝撃テストみたいなのをやっててこれが一番のウリになってる。
だから落とす可能性が高い人か、そもそも衝撃がどうしても加わるような環境で使う人が最も恩恵を得ることができる。ただ、防水ではない。コーヒーこぼせば余裕で壊れる。ノートパソコン落とすような人はコーヒーもこぼすだろうし正直微妙なところ。
豊富な端子
USB3.0、Thunderbolt 3、HDMI、LANポート、VGA、DVDドライブと、このレッツノート、何も拡張アタッチメントがいらないくらい多くの端子が本体についてる。どこまで使うかをよく考えて決めるべき。
正直、LANもVGAもDVDも俺はほぼ使ってない。
性能は〇
乗ってるCPUのIntel Core i5 10350Uがめちゃくちゃ優秀で、軽めの3Dゲーム程度なら余裕で動かせるパワーを持ってる。
排熱に関しても巨大なファンをぶんぶん回せるから高負荷な作業に関してはかなり得意。
CFSVの王者の風格
これに関してはPanasonicのパソコンにしかない圧倒的メリット。
凸凹した一目見てわかる外観は取引先の人に安心感のようなものを与える。
現に上の年代の人は未だに「Apple製品は情弱のもの」って思ってる人も多いから、そういった人からの第一印象を上げるための手段としてかなり優秀。
ただ、写真とか動画を扱うデザイン系の仕事の場合、知っている人が見たらまともに写真を加工できないことがばれるから極力画面のきれいさを謳ってるパソコンにしておこう。
結論:よく考えてから買うこと
このパソコンをおすすめできるのは「デザインをする予定が全くない人」と「工学系の営業などで相手の信頼を勝ち取りたい人」。
デザインを少しでもしたい人は買ってから後悔する可能性が高いから、別のノートパソコンにしたほうがいい。もしくは外部ディスプレイを購入しておく準備をしておこう。