バイク

【アンダーネオン】電飾カスタムはダサい?【絶対流行る】

車、バイクの電飾カスタム

突然だけど、バイクとか車の電飾カスタムと聞くと、初めに何を思い浮かべるだろうか。

車の人は、最もよく見るのがボックス系の車にアンダーネオンをつけているもの。環状族とかのローリング族、もしくはドリフト系の車両に取り付けてある場合もある。バイクに関しても、一番よく見るのは近所の原付で、次点ではビクスク辺り。稀にスタント系のカスタムをしてる車両も見る。

アンダーネオンは80-90年代で最高に流行ってた

で、電飾カスタムの筆頭といえばやはりアンダーネオン。今でこそ数が減ったのもあって、スポーツカーにつけている人をあまり見なくなってしまったものの、全盛期ではスポーツカーの王道カスタムの一つだっただけあってかなり流行していたんだ。

バイクは逆に、昔で言う暴走族(今は珍走団🥺)についているパターンが最も多かった。これはスタント自体が新しい文化だったり、バイクにつけられるようなものが手に入りにくかったことにも起因してる。バイク側の電飾カスタムは比較的新しい文化とも言える。

電飾カスタムは現在でも一部外国で人気

この電飾カスタム、派手さも相まって外国の中でも派手なものが好きな国では非常に人気がある。

具体的には東南アジア諸国とか中東あたりに人気がある国が多いらしいけど、ワイルドスピードのリスペクトとか日本の走り屋系の文化とかスタント文化だとこの枠を超えてあらゆる国で取り付けられている。とはいえ、日本での電飾カスタム人気は他の国ではあまり見ないほど圧倒的なところがある。特に、アンダーネオンに関しては原付であったりアルファードとかのワンボックスであったり、あわよくばスーパーカーにまで取り付けるのは日本くらい。(中東は別の方向でぶっ飛んでる)

ヨーロッパではアンダーネオンは微妙

西欧諸国(ヨーロッパ)や、アメリカも全くないわけじゃないけど、ド派手なカスタムというのはあまり受け入れられていなくて、電飾カスタムはヘッドライトの色変更程度に抑えられている。

この理由もあとあと徹底的に解説していく。

電飾カスタムはダサいのか

非常に難しい問題ではあるんだけど、結論から言えば電飾カスタムは現状、賛否両論のなかでも否気味。

そもそもダサいかどうかっていうのは数値化してみることはできなくて、完全に人間の感性になるから人によっては最高にかっこいいものでも見る人が変われば視点も180°逆転してしまうことも多い。個人的には電飾カスタムもストロボ発光させていたり、光源が直接見えていたりしない限りはカッコいいと思う。というかみんな隠しているだけでカッコいいと思っているっていうのが俺の推測。

映画とかの作品は、世間体から離れてかっこよさだけを追求できるんだけど、実際パシフィックリムでもガンダムでも無駄に光ってる。もちろん、作品の設定で実用上光っているものなんだけど、その設定で光るようにしていること自体かっこよさを狙ってのこと。人間は本能(正の走光性)的にも光るものに惹かれるし、絶妙に光るものがカッコいいのは事実だろう。

外車は純正から電飾の流れ

引用:BMWジャパン

実は、車分野だと少しずつ電飾がメーカー自体が施す例が増えてきている。

ひと昔前まで内装を光らせるとなったときに、純正だとフットライトが限界だったんだけど、最近はメルセデスを筆頭に純正オプションで七色に光らせることのできるインテリアライトを用意しているメーカーが出てきている。外装に関しても、BMWのX6とかがそうなんだけど、グリルを照らすようなデザインにしている例もある。

ドイツの大手自動車メーカーが電飾の流れを作っているのであれば、今後流行る可能性も大いにあると言えるだろう。

ゲーミンググッズの流行

少し車から離れるんだけど、結構前から流行ってるゲーミンググッズに関してもピッカピカに光ることで有名。

ゲーミングPCはもちろん、ゲーミングキーボードにテーブルに足置きにクッションに、そのほとんどが発光する。実用面の話をすればゲームグッズを光らせることによるメリットはほぼ皆無。ゲーミンググッズは快適性を売りにしていることが多くて、集中力を切らさないというのが宣伝文句としてあるんだけど、逆に集中を持っていかれるデメリットすらありそう。

アンダーネオンが嫌いなわけがない

車に関しては視認性の向上っていう言い訳がないこともないんだけど、ゲーミング系の商品は完全にデザインとしての電飾になっている。だから、ゲーミング系のグッズを良しとする人であれば車・バイクの電飾カスタムを理解してくれる可能性が高いから、ゲーミンググッズの流行は電飾界隈にとって非常にいい方向に傾いているともいえるんだ。

なぜ電飾カスタムがダサい風潮が?

ここからは、電飾カスタムがなぜダサいと言われる風潮が根付いてしまったのかを解説していく。

これまで記事を読むと、電飾カスタムにはほぼ悪いところがないことは理解してくれたと思う。例えば、排気系のカスタムでマフラーを変えていたりすると騒音で迷惑になるんだけど、電飾カスタムは度を越さない限りはそこまで迷惑にはならない。ストロボ発光とか光がブレーキランプとかウインカーが見えないほど強い光を出すとか、こういうのは迷惑になって電飾カスタム自体の世間からの評価を落とすからやらないようにしたいところ。

80年代のアンチテーゼ

まず、アンダーネオンが流行りに流行った80年代にそもそもの要因がある。

この時代でアンダーネオンが流行ったとはいうんだけど、それはあくまでスポーツカーに乗るような人で流行っただけ。普通の人はそんなカスタムが流行ったなんて知る由もなかった。で、大事なのが80年代とか90年代は、丁度ローリング族とか走り屋が問題になった時期でもあって、日本の治安の向上を重要視した政府はマスコミだったり警察だったり、あらゆる手を使って印象操作をした過去がある。バイクにとっては三ない運動の話にも繋がるんだけど、それは一旦置いておく。

それに感化された人たちが走り屋、ローリング族を極度に嫌って軽蔑して、その副作用的に「電飾カスタム」=「DQN」の構図が出来上がってしまった。現代の日本国民のアンダーネオン嫌いは過去のプロパカンダによって生み出された残留物ともいえる。

所謂DQNだけがその後も好んでつけた

まず、DQNの定義だけはっきりしておく。ここでは、「人に迷惑をかけることへのうしろめたさをあまり感じない人」言い換えれば道徳心に欠ける人のこととする。

さっきの項の続きの話になるんだけど、アンダーネオンが社会的に嫌われるようになれば、比較的まともな考えを持つ人は、車のカスタムによって自身の評価を落とすくらいならと外すようになる。でも、そんなことは気にしないし周りも注意しないような人ももちろん世にはいて、そういう人たちが今度はつけ始めたんだ。こういった人は、大抵アンダーネオンと一緒に爆音マフラーとかもつけるから、一般人からすれば「爆音マフラーとかの迷惑なもの」=「アンダーネオン」となって、アンダーネオンの評価をさらに落とす。

特に、2000年に入ってからは目立つしワルいし綺麗で、何よりエアロパーツとか買うよりも格段に安い価格で取り付けられるから、お金のないDQN達にとっては最高のカスタムになった。

これが「電飾カスタム」=「DQN」に拍車をかけてしまったんだ。

中国の台頭、LEDの実用化

で、DQNだけが電飾カスタムをする時代が長らく続いたんだけど、ようやくここで電飾カスタムに大きな変化が訪れる。

これが中国の台頭だ。これまで、車の主な輸出先というか買い手っていうのが、ヨーロッパとかアメリカであったんだけど、先も軽く触れたようにあっち系の人はあまり派手な色を好まない。これ、バイクのヨーロッパ向けのカラーリングを見てもらえれば一目瞭然なんだけど、日本向けに比べて、明らかにブラックとかグレーとかホワイトとかの控えめな色が多い。

ヨーロッパでは流行らなかった

理由は、日本とか中国の街並みとヨーロッパの街並みを比べればわかりやすい。日本とかは、街並みがごちゃついている上にとにかくギラギラ光っている。逆にヨーロッパといえば、景観条例を徹底的に履行して街並みの保護をしてきた。パリとかを想像してほしいんだけど、街並みには光る看板なんてないし、石造りの建物だらけで原色が塗られているも建物は限りある数しかない。この街で目立とうとするなら原色のカラーリングで丁度いいか少し派手ってくらい。例外はもちろんいるけど、フランス人にとってアンダーネオンはオーバーに派手で、日本人で例えれば車体にミラーボールを取り付けてあるくらいの感覚を覚悟した方がいいだろう。

とにかくヨーロッパではアンダーネオンがそれほど流行らなかったこともあって、これまで自動車メーカーはそっち方面は軽視していたんだ。

一転、派手好きチャイナ

中国でお金を持っている人が多く住んでいる深圳とか上海とかの街並みを想像してほしい。秋葉原以上にごちゃついてネオンまで使った看板が乱立する電気街に、形も色も独特な建物が乱立してるような情報過多も情報過多でにぎやかな街並みになってる。この街で目立とうとするなら光か音を使うのはほぼ必須。

もう一つ、黄砂とか大気汚染でぼやけやすいっていうのも派手なものが好まれる理由の一つ。生活環境一つをとっても、中国とヨーロッパ諸国では違いすぎるがゆえに国民性にも大きく差が生まれてくる。

中国が大きなマーケットに

近年、ニュースでもよくやってると思うんだけど、自動車界隈にとっても中国は重要な顧客になってる。地図を見ても、左の方は未開とはいえ土地が大きいことから移動にニーズが大きい上に、チャイナドリームをつかんだ長者たちが大量のお金を持て余している。ニーズがあるところにお金もあるとなれば、売らない理由はもはや一つもない。

もちろん自動車メーカーもこの甘い汁を啜るために躍起になって中国でウケる車の開発に没頭しているわけだけど、その中で電飾カスタムが大きく見直され始めてるんだ。

LEDも電飾化の背中を押す

これまでネオンとなると、割れる恐れもあって取り扱いが非常に怠かったり、取り付けに関しても面倒くさくて個人でつける人っていうのは少数派だったんだけど、実用LEDが開発されてからは電飾ようのLEDテープも大量に販売されるようになった。ネオンに比べて消費電力も圧倒的に小さい上に、コンパクトで取り回しもいい上に色の自由度も非常に高いからLEDは、電飾カスタムに打ってつけの技術でもある。

今後絶対に流行る

先ほど解説したように電飾文化は中国が成長すればするほどに流行っていく。

今、中国といえば伸びに伸びている発展途上国であって、その伸びしろも計り知れない。これからは電飾は確実に流行るし、孫の世代くらいになれば電飾はある種スタンダードになっている可能性すらある。電飾カスタムが施された車に乗っている写真は孫に見せれば絶対にテンションを上げることもできるだろう。

今現在、お世辞にも日本での車の電飾カスタムは受け入れられない風潮にあるんだけど、80-90年代を生きて車が嫌いになった側の人が発言力を失ったときは電飾は間違いなく流行るし、情勢は明らかにそちらに傾き始めてる。

今後流行るのであればフライングして電飾カスタム新時代のパイオニアになってはいかがだろうか。あと10年程度は世間に冷たい目を向けられても、今を耐えた先は電飾カスタムのレジェンドとしてメディアに引っ張りだこになるかも。

-バイク

© 2021 ほおじろ通信