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【富士山野宿】超軽装備(普段着)で富士山を登頂した話

富士山登山

みんなは富士山といえばどういったイメージを持つだろうか。

  • いつかは登ってみたいな
  • ちゃんと装備はしないとヤバそう
  • 実際余裕やろ
  • ニュースで軽装で登って危険な状態になってる人見た…

とか、人によって色々な違ったイメージがあると思う。

急進的楽観主義者

斯く言う俺は超がつくほどの楽観主義者で、正直のところ夏であれば裸でも登れるんじゃないかと思っていたほど。

普段普通の生活を送っていて、初めて富士山に登る人は、「意外と余裕」というのが第一の感想になると思う。

論理的に徹底解説

ただ、上の話は俺の肌感であって感想。

今回、折角ブログで記事にするから、なぜ富士山の登山が軽装備で問題ないのか、逆に軽装備すぎて危ないというボーダーラインはどこにあるのか、実際の経験をもとに徹底的に解説していく。

全身ユニクロ3000円コーデ

まず最初に、シャツとズボンの話からしていく。

俺は実際、この二つは普段から愛用しているユニクロのスキニーパンツとポケモンコラボの白シャツを着ていった。

山装備は不要

突然だけど、登山用のウェアであったり専用の服は普通の服と何が違うのかというと

  • 保温効果が高い(防寒)
  • 多少の雨なら通さない(耐水)
  • 適度に通気性がある(通気性)
  • 派手な色で目立ちやすい(視認性)

ただ、この中のいくつかに関しては夏の富士山には必ずしも必要なわけじゃなくて、条件を狙えば不要にすることができる。

頂上は太陽が出ている時間帯

まず、富士山の頂上は標高3,776m。一般的に100m上がるごとに0.6℃ずつ気温が下がって、これは仮に東京が30℃とすれば単純計算で頂上は8℃ということになる。風が強かったり日光が強かったりして体感温度だとぶれが出るんだけど、半袖でもなんとかいられる温度になる。ルートによっては太陽が富士山によって隠されてしまう場合があるから、ギリギリを狙っていくと後悔する。

ただ、太陽がなくなってしまえば気温はさらに下がって地獄の環境と化して半袖で登るには無理が出てくる。行程全てを半袖で終えたい人は頂上に着く時間は正午になるように狙って行くようにしたいところ。

頂上で野宿する場合

さらに頂上で寝るとなると半袖はさすがにキツイところがある。死ぬかどうかは微妙なものの、眠りにつけないか月の下で走り回って体温を確保しないとキツイくらいの気温を覚悟しておいた方がいい。朝は一面霜降りまくり。

俺は半袖Tシャツの上からウインドブレーカーを着た上でブルーシートとモンベルのダウンハガーの三番を持って行った。高機能のシュラフさえあれば富士山の頂上でも安らかな眠りを提供してくれるだろう。

ただ、あくまでこれは一晩中晴れていることを前提としての話。雨が降ってしまえば一転、危険な状態になる。日の出まで生きられる気がしない。山の天気が変わりやすいことと、一回寝た経験から富士山頂での野宿は正直おすすめできない。

レインウェアは持参

富士山は天気が不安定っていうのをたまに聞くと思うんだけど、これはガチ。

天気がいいと思ったら雨降ってくるから一応カッパを持っていこう。ある程度防水性能があればウインドブレーカーでも問題ない。忘れてしまった場合は近くのコンビニで購入するのもアリ。

靴はスニーカー

次は靴に関してなんだけど、スニーカーで全く持って十分。足をひねると降りられないっていうのがあるんだけど、一般的な20代の注意力と集中力を持っていれば足を捻ることはまずない。

普段からゴツゴツした道を歩くと足を捻っちゃうような人はハイカットのスニーカーを使うことで安心して登ることができるだろう。

細かいゴツゴツですぐ足が痛くなる人は、AIRMAX系の靴底が厚めの靴を選ぶことで楽に登ることができる。それも勿体ないと思う場合は厚めのインソールをぶち込めば多少はマシになるだろう。

須走などの下りは地獄

須走とか御殿場の名物としてあるのが砂走り。砂走りは砂の斜面がひたすら続くような道で、そこを自分の足で滑らないように止まりながら降りていく感じになる。

スニーカーを使うとこの道中で靴に大量の砂が侵入して地獄を見る。対処法としては砂が入りすぎる度に靴を脱いで砂を出すか、砂が入らないようにするカバーを買うというのがある。面倒な人は進む速度は遅くなるけど砂を出していくのもアリ。ただ、どの道靴は砂まみれになるということだけは注意しよう。お気に入りのスニーカーとかで来ないように。

心配な人へ

それでも心配っていう人は、登頂に成功した事例をみることで安心しよう。

まずはゴム草履で登る外国人たち。外国人は元から圧倒的なバイタリティを持っている場合があるから話にならないと思うかもしれないけど、足首の強さは鍛えていてもそこまで変わりはない。ゴム草履で登れる人がいるのなら、スニーカーが無理な理由などどこにもない。

次は、卒園旅行で富士山を登頂する幼稚園児たち。彼らは余程心配性な親でない限り、ほとんどが普段はいている靴で富士山に挑む。普段から意味もなく走り回ることに由来するヤツらの体力は馬鹿にならないとはいえ、俺たちは大人。力の差を見せつけよう。

THE NORTH FACE SURGE

今回俺が使ったリュック。これに水2Lとお菓子とどん兵衛とシュラフとウインドブレーカー入れていった。詳しくはこっちの記事に書いてるから興味があれば読んでみてほしい。

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食料

やはり山の上の水は高い。ディズニー内より余裕で高い。ということで水は水筒で予め持っていくと余計な出費を抑えることができるからオススメだ。逆に水筒を忘れた場合も、山小屋が大量にあるから最悪の場合も金で解決できる。世の中金。

食べものについては、小食気味な俺が一泊二日でカロリーメイトの大きい方一つとカップ麺で事足りた。ただ、後述するもののカップ麺はオススメできない。カロリーメイトとおにぎりとかがちょうどいいかも。

カップ麺は最低の状態

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どん兵衛
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↑これたべた

富士山の頂上はなんやかんやで日本で最も高いところにあるだけあって、沸点がクソ低い。中学で化学をかじらされていれば想像できるかもしれないけど、基本的に水は沸点以上の温度まで温めることができない。

これ、普段より10度近く低い温度でカップ麺を作ることを強いられるから美味しい状態とはとてもいい難いものが出来上がる。とはいえ、天の川さえ見える夜空がすぐ近くにある上に、眼下には雲が広がる超好ロケーションなだけあってご飯は最高においしく感じる。

あと、俺は水を沸かすためにアルコールストーブを持参したんだけど、山頂の風が強すぎるのか酸素が薄いからか知らないけど地上でキャンプするときに比べてとにかく点き辛い。ファイヤースターターだと苦労するからライターをもってきたいところ。というか家で熱湯を作って保温できる容器に入れて持ってくるのが一番賢い。

頂上での野宿について

最後に頂上での野宿について説明する。

まず、俺は頂上の野宿はオススメしない。これは少し書いたんだけど単純にリスクがある上に辛いから。とはいえ、日本一高い場所での野宿を夢見ている人もいると思うから今からメリットとデメリットの解説と少しの助言をしておく。

頂上野宿のメリット

  • 星がとにかくきれい
  • 空気が最高に澄んでる
  • 初日の出の大行列を回避できる
  • 日本一高いところで一夜過ごした人になる
  • お金がかからない

ロマンに溢れた最高のメリットたち。星は天の川を見れるレベルできれいに見えるし、空気はマジでおいしい。山小屋よりも高い位置にあるから、本当の意味で日本一高い場所で寝たことになるのもちょっと嬉しいポイント。あと、頂上での初日の出が起きた場所で見られる。寝坊したとしてもよく聞く大行列に飲まれないで済むのは地味に大きなメリット。山小屋は普通の宿より割高な上に評判もよくないから、お金をセーブできるのも魅力。おすすめはしないけど。

頂上野宿のデメリット

  • 風が強すぎる
  • 気温が低すぎる
  • 酸素が薄すぎる
  • 天候の変化のリスク
  • いざという時助けが呼びにくい

何がヤバいって、現代社会で極限まで排除された死が若干近い位置に来ること。予想より寒くて持って行った装備で暖を取り切れなければ救助も呼べずに凍死。ある程度気合が入ってないと厳しいかも。あと、酸素が薄いから人によってはひたすら辛い中8時間くらいを過ごすことになる。途中で高山病を発症したりしたらそれもそれで地獄。

雨が降らないとも限らないし、実は自分が高山病になる体質だったとしてもアウト。何があっても助けを呼べないという気概で挑もう。おすすめはしないけど。

最低限装備はしっかりしておこう

頂上で快適に過ごせるか否かは持っていく物次第でほぼ決まる。装備ガバをすると重すぎて登るのが辛くなったり、頂上で寒すぎて震えることになったりする。できる限り軽くて使えるものを揃えておくと〇。これは登山用のアイテムがおすすめで、特に頂上はテントを張れないという都合上シュラフはいいものを持っておきたいところ。なくても死にはしないだろうけど。

欲を言えば靴も登山用を持っておくと足が大分楽になる。唯一服に関しては夏場は登山用でなくても行けるから、自分の中で優先順位を立てて装備を整えていこう。

俺が使ったのはコレ

ダウンハガー800の三番がベストな選択だと思うの🙂

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