レーシングスーツ長すぎ
レーシングスーツを買ったまではいいとして、最初に悩むのがその収納方法。長すぎて市場に出回っている普通の服用のハンガーラックだと足がついてしまうことが多々ある。
諦めて床に置いてしまえば一見問題ないんだけど場所を取る上に、レーシングスーツはレザーでできていることもあって湿気が溜まるとカビが生えやすいから床置きは絶対ダメ。
背の高いハンガーラック
そこで長いハンガーラックを用意する必要があるんだけど、背の高いハンガーラックは使いにくいからどこのメーカーもあまり作ってくれていない。というかあるにはあるんだけど、レーシングスーツをかけられる高さのハンガーラックを調べるのが若干面倒くさい。
革ツナギも吊るせるモノを
そこで、今回は俺が革ツナギを掛けるときに探して、実際に検討した経験から革ツナギも吊るせる高めのサイズのハンガーラックを紹介していく。
もちろん伸び縮みする実用性最優先のものも悪くはないし、デザインが許せるなら全然アリなんだけど、インテリアとして使う人も多いだろうから今回は見た目もある程度重視していく。
キャスター付き
キャスターがついていると、移動がしやすくなるからハンガーラックの場所を移動させて使い人にかなりオススメ。
今回のやつは幅も広いから、レーシングスーツと一緒にジャケットもあれば吊るして置けるのもいいところ。
ただ、デザインはプラスチックのパーツと無塗装の鉄パイプだからちょっと微妙。実用性をとにかく求める人であればオススメ。
最低限必要なスペック
革ツナギをかけることを考えたときに必要なスペックが
- 高さが最低160cm(身長170cmの場合)
- 耐荷重は10kgくらいあると〇
この二つさえ守っていれば革ツナギは上手いこと保管できるから、今回のハンガーラックはこれらをクリアしたものを選定した。
MARUSHOU
高さ、耐荷重ともに◎
高さと耐荷重に関しての最低限のスペックを余裕をもってクリアしつつ、価格に関しても非常に優秀なハンガーラック。キャスター付きっていうのも嬉しい人には嬉しいポイント。
特に、耐荷重に余裕があるから革ツナギ三着はかけられるから、大量に所有している人にはいい感じかも。
インテリアとしてもアリ
あと、ブラックとホワイトとグレーの三色をラインナップしてくれているから部屋の雰囲気に合わせやすいのもいい感じ。折角カッコいいレーシングスーツなんだから、部屋とツナギの雰囲気に合わせてインテリアの一部にしちゃうのがオススメ。ツナギなら黒かグレーかな…
俺は机の隣に置いてるんだけど、疲れたときにチラッと右を見るだけでテンションが上がって精神衛生上よろしい。
キャスター付きゆえの欠点
キャスターがついていると移動をさせやすいっていうメリットになるんだけど、移動をさせない人にとっては欠点になる場合がある。
キャスターがついている分床に接する幅が広くなってしまうから、狭いところに入れにくくなってしまう。あと、キャスターなしに比べてシンプルさに欠けるのも若干欠点。
ツナギ一個しか持っていない人とかキャスターいらない人は他のハンガーラックにシンプルでコンパクトなものがあるからそっちも検討してみてほしい。
ドウシシャ
紹介する中で再安価
このハンガーラックのいいところはめちゃんこ安いところ。とはいえ、耐荷重は問題ないから人によっては全然使えると思う。見た目に関しても安っぽすぎることもない。
高さが156cmしかない
問題なのがここ。Lサイズのツナギであればギリギリ地面につくかつかないかくらいのサイズだから、保管用のカバーをかけたいならオススメしない。
カインズ GO8
俺が実際に使っているのがコレ。カインズのハンガーラックだからAmazonとか楽天にはない。
高さはまずまず。耐荷重は十分
値段に関しても安めで対荷重も10kgだからレーシングスーツを一着吊るすには十分の重量。幅的に二着かけられるんだけど耐荷重をギリギリ越してしまうから、もう一つはバイク用のジャケットとか軽いものにするべき。
高さに関しては160cmちょっとしかないから、レーシングスーツに保管用のタイチのカバーをかけてギリギリつかないくらい。保管用のカバーをかけない人とか、もう少し小さいサイズのツナギであれば余裕があるからデメリットにならないけどXL以上のツナギをもっているひとは自分のツナギを測ってみたりして地面につかないか警戒しておこう。
見た目がピカイチ
MARUSHOUのヤツと迷ったんだけど、俺の場合はキャスターが必要なかったからよりシンプルな見た目をしているカインズのヤツを選んだ。レーシングスーツは一着しか持っていないし、掛けても安定しているから個人的にはかなり満足。
あと、今回紹介する中で唯一キャスターがついていないモデルで、となりの家具にハンガーラックの足をかませることで狭いところにも置くことができるのもいいところ。
懸垂バーという選択肢
色々と良い感じのハンガーラックを紹介してきたんだけど、ほとんどのハンガーラックは高さに少々不満があるし、耐荷重性能に関しても足りていない代物も多い。
そこで、俺が提案したいのが懸垂バーを使うという選択肢なんだ。
懸垂バーをレーシングスーツ用のハンガーラックとして使うことには幾つかメリットがあって
- 人の体重まで支えられる強度
- 多少ブレても動かない安定性
- 人の身長を大きく超える圧倒的な高さ
- 高さは調節可能
と、奇しくも懸垂バーはレーシングスーツを吊るす上で必要な要素を完璧に兼ね備えている。
価格に関しても上記のハンガーラックたちと同等程度でかなり良い感じ。レーシングスーツをどかせば筋トレまでできてしまう正に一石二鳥三鳥なスーパーアイテムなんだ。
掛けながら懸垂はちょっと厳しい
レーシングスーツを掛けた状態でも懸垂できると気軽でいいんだけど、掛けた状態だとどうしても自分の体に干渉して懸垂に集中できなくなってしまう。
このハンガーラックを選ぶ場合の懸垂機能はオプション程度で考えておくといいかもしれない。
あと場所とる。重いデカい。
こだわりのDIY
もう一つオススメできるのがあって、そこそこの対荷重性能を持つ突っ張り棒とかでDIYしてしまう手段。
これはそもそも天井が床と平行かつ床にある程度近くにないと難しいうえに、自分で作る要素が大きいからDIYに興味がない人からすれば面倒くさいというのもデメリット。
ただ、もちろんDIYには素敵な側面もあって
- 高さ、対荷重、デザインも自分で決められる
- 世界に一つの家具になる
- 上手く作れば上記のハンガーラック達より美しい見た目に
- 価格を抑えやすい
このメリット達は他には変え難い大きなメリットだろう。
デザインを考えておこう
DIYでレーシングスーツ用ハンガーラックを作る上で大事なのが機能的なデザイン。
例えば、レーシングスーツを一着だけ掛けられればいいのであれば、幅をなんとなく測って一着だけ掛けられるハンガーラックを作ってしまうのが最もスマート。
今現在、既製品のバイク用ハンガーラック的なものはないから、高さも重さも幅も微妙なんだけど、自分のデザインならばヘルメット用の棚とかを増設できたり妄想が止まらない。
自分がどういった機能をハンガーラックに求めるのかしっかり考えて作るようにしよう。
レーシングスーツにハンガーラックは必須
いかがだっただろうか。今回はレーシングスーツもつるせるハンガーラックを紹介した。
最初にも書いたんだけど、レーシングスーツはカビに弱いから床置きとかは絶対にNG。あと、ハンガーラックの位置もできる限り風通しのいいところに置こう。
同時に乾燥にも弱いからエアコンの風が当たるような位置であればエアコンの吹き出し口を上に設定するなどして直接革ツナギに風が当たらないようにするのも大事。
折角買ったレーシングスーツ、できる限り大切に使って長く付き合っていきたいところ。もし売るとなっても状態がいいに越したことはないから、自分のできる最大限の整備をレーシングスーツに施してあげよう。