遂に出たヨシムラショート
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【最強の一本はこれだ!】Kawasaki ZX-25R用フルエキ全10選【社外マフラー】
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こっちの記事でもまとめたんだけど、ヨシムラのショート管がついに出た。ZX-25Rの販売前からこの姿は見せに見せられたから、知らない人はいないしこのマフラーを狙っている人も大勢いるだろう。
Austin Racingも負けていない
ここでもう一つショート管のダークホース的な存在があって、Austin RacingっていうイギリスのガチなマフラーメーカーもZX-25R向けにショート管をラインナップしている。
ヨシムラはカワサキインドネシアのYouTubeで出ていたから知っている人は多いんだけど、これは主にInstagramとかでよく見たから、やっていなかった人は知らない人もいるかもしれない。
役者は揃った
これで出るかわからないM4 Exhaustとかを抜けば大方の選択肢は出てきたことになる。
今回はそんなZX-25R用ショートマフラーの二大巨頭であるヨシムラとAustin Racingを徹底比較したから読んでみてほしい。
外観比較
まずは一番大事な外観から比較していく。
この写真だと、ヨシムラだけアンダートレイがついているから短く見えるかもしれないけど、どちらもショートさについてはほぼ互角。
見た目のスマートさは、ヨシムラの方がエキパイが全体がカウルに隠れているから上かもしれない。
ZX25Rに純正並みに調和しつつ、未来的でスッキリした見た目のヨシムラ。SCなどと同じ円筒形で、最近のトレンドでレーシーな形をしているAustin Racing。
質感に関しても、ヨシムラはカーボンのエンド。Austin Racingも金属の削り出しのエンドチップなのでどちらも非常に高い。
バリエーション
ヨシムラがチタンとステンレスの二つのラインナップなのに対し、Austin Racingは項目からオーダーする形で、エキパイの色からレーザー刻印の色まで大量のバリエーションがある。
一度どちらのサイトも訪問してみよう。
排気音サウンド比較
こちらも非常に大事な要素。早速だけどこのビデオを見てもらいたい。
youtu.be youtu.beこれが両者のサウンド。
正直実際に聞いてみないことには正確な音はわからないから、あくまで参考程度に聞いてほしい。
あと、ヨシムラの音はあくまでレーシングラインということにも注意。公道対応になると音はまた変わると思う。
音量について
現在出てるレーシングサイクロンは脅威の113dB。マジで煩いから公道で使うとなれば公道対応モデルを待つのが吉。ただその場合、このままの音質で音量だけ下げるというのは無理かもしれないということと、重量の増加は避けられない。
Austin Racingに関しては公式で100dB(TESTED AT 5500rpm)と記載がある。これ、「100dB?ええやん!買ったろ!」とパクついては絶対にダメ。
マフラーの近接排気音量は、最大トルクが出る半分の回転数で測られる。これ、ZX25Rに関しては13000rpmで最大トルクだから、本来6500rpmで測らないといけない。
なので100dBというのはあまりあてにならないというか、6500rpmで下手をすれば113dBを超えている可能性すらあるから静かとは言えないから注意しよう。
メーカーについて
メーカーとしての信頼度に関してはヨシムラの完全勝利といえる。
歴史の長さでも圧倒的だし、日本製ということも日本人としてはかなりポイントが高い。なにより、Kawasaki Indnesiaの公式に登場したマフラーだから買って間違いないのはヨシムラというのは明らか。
性能はヨシムラに軍配か
重量に関して、Austin Racingがエキパイも含めた重さを書いてくれていなくて比較できなかった。
性能に関してはそんなに変わらないとは思うんだけど、やはりヨシムラの方が高いとみるのが自然。
Austin Racingの意外な弱点
実はAustin Racing、エキパイが付属していない。つまりは、純正マフラーをぶった斬る必要があるから結構手間がかかる。
ただ、これからヨシムラの公道対応マフラーが売られれば、大量の純正マフラーがメルカリやらヤフオクに捨て値で出品されると思うから、Austin Racingを狙う人は密かに待とう。
結局は好み
ここまでいろいろと書いたんだけど、マフラーを選ぶ理由なんて好み以外に存在しない。自分が好きな音、形、メーカーで自分で決めていこう。
だからあくまでこの記事は参考程度に収めておいてほしい。
音量は気を付ける
ただ、ZX-25Rは大型バイクと違って、普通に走るだけでも回転数をぶち上げないといけないから、マフラーの音量がすぐにデカくなりがち。
特に今回紹介した二つのマフラーに関しては、車検非対応のさらに上を行く爆音マフラーだから、公道で使うのは難しいし、どうしても公道で使いたい場合は必ず何らかの手段で音量を落とそう。
この二つのマフラーがこの音量で公道にあふれると、世間のZX-25R自体への評価が悪くなる。それだけは避けておきたいところ。
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