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【Taisioner製】ストラップ式のGoproバイク用ヘルメットマウントを徹底レビュー【貼るのが無難】

Goproのヘルメットマウント

Goproヘルメットマウント

昨今、モトブログが流行っていることもあって人気のあるGoproのヘルメットマウント。目線に近い位置でマウントすることもあって、撮れる映像はまるでバイクに乗っているような迫力のあるものになるから、見ごたえもバッチリですごくいい感じになる。

で、かなり人気だからGoproをヘルメットにマウントするためのマウントもAmazonに多く売られていて、そのマウント方法も大きく二種類に分けて存在する。

テープ式マウント

最もポピュラーなのがこのマウント方法。3Mとか強力なテープを盛ってヘルメットにつけてしまう方法で、マウント方法としては最も古い。

こちら側を選ぶメリットとしては

  • 見た目がシャープになる
  • ヘルメットにしっかりマウントできる
  • マウント部が小さく取り回しがいい
  • ベンチレーション(空気穴)を避けてマウントできる

というものがある。

特に、しっかりマウントできるという点と、ベンチレーションを避けられるという点に関しては最高のメリットになる。

ストラップ式(バックル式)マウント

テープ式マウント対して比較的新しいのがストラップ式マウント。

ストラップ式マウントは付属するストラップをベルトの要領でヘルメットの顎部分に巻き付けることで固定して使用する。

こちら側のメリットは

  • いつでも着脱できる
  • テープ式マウントより取れ辛い
  • ヘルメットのデザインに影響され辛い
  • 調整が手軽

特筆すべき点は着脱が容易な点。テープ式だと一回ヘルメットにつけてしまうと一生取らない気概でつけておく必要があるんだけど、ストラップ式の場合は外したいときに外してノーマルのヘルメットに戻すことができる。

今回はストラップ式のレビュー

で、今回レビューしていくのが上記のストラップ式の方。ストラップ式のメリットは書いたんだけど、当然デメリットもあるからその辺も徹底的に解説していくから注目しながら見てほしい。

両者のメリットデメリットを理解しておいてどちらの方が自分に向いているかを考える判断材料にしていただけると幸いだ。

Taisionerのヘルメットチンホルダー外観

Taisioner オートバイヘルメット用下顎ストラップマウント ヘルメットチンホルダーバックル式

ちなみにTaisionerのストラップ式マウントは新しいものと古いものがあって、俺のは古い方。新しい方はバックルがついているから古いものよりも格段に着脱が楽チンになってる。顎だけに

古い方はストラップを締めることで固定する。個人的には外さない限り弄る必要はないから古い方でも問題ないと思うな。

で、このマウントは大きく分けて

  • 本体
  • Gopro用アダプター(長めのやつ)
  • アダプター用のねじ
  • ストラップ

から構成される。

質感はいい感じ

プラスチック製ではあるものの若干マット気味の工業製品に似合う感じの質感をしているからヘルメットにはバッチリ。

ヘルメットにつけたときにベルトが余って出てきてしまうんだけど、気になる人は隠すなり切ってしまうなり対処できるからそれほど気にする必要はなさそう。

アダプターもバッチリ

一回のツーリングで3時間くらい撮ってたんだけど、アダプターが緩むとかは特になかった。Goproの身を預けるには十分な安心感があると思う。ただ、ある程度の力で何かに当たるときつく締めていても角度が変わってしまうから、こだわる人は角度を維持するために別の対策を考えるか他の製品を買うのが無難。

それでも信頼できない人はGoproをマスキングテープでヘルメットとグルグル固定するのがオススメ。Goproは別のモジュールを買わないと紐がつけられないんだけど、マスキングテープなら手軽だし落ちそうになってもある程度は耐えてくれるから安心。見た目はアレだけど。

裏がゴム製で傷がつかない

これは公式でも売り文句として使っているからわかっている人も多いと思うんだけど、裏にパッドみたいなものがついているのがいい感じ。

ストラップを裏に回すときにこのパッドも一緒に曲がってきてくれるから、顎の下部分もパッドで守れる仕様になってる。

撮影性能

ここからはカメラのマウントとして最も大事な動画の撮影性能について見ていく。

詳しいことは後で書くとして、一言でいうと微妙。というのも、使い方次第で全然きれいに使えるんだけど、こだわりがある人にとっては使えないものになっている。

中高速時のブレがひどい

Goproが四角形なのとチンマウントはヘルメットの先につけることもあって風による影響をめちゃんこ受けて映像がぶれる。具体的には50km/hを超えたあたりから酷くなる。

このマウント自体、いくらきつく締めても横方向に結構ぐらつくからブレをなくすのは無理。速い速度で映像を撮りたい場合はオススメしない。

ただ、Gopro Hero9であれば手ぶれ補正が強いモードを選ぶことによって画角と臨場感を墓地に置くことによって使える動画を撮ることもできる。動画にこだわりがない人であればこれでも十分きれいに撮れるから、上手く撮れない人は一度試してみよう。

低速では〇

対して低速時に関してはSuper Viewを使ってもそこまでブレない。原付動画にはいい感じに使えるかも。

とはいえ路面の状態とか風の強さ次第では低速だろうがお構いなしにブレてくるから安定はしない。クオリティを気にする人であればテープ式のマウント方法を利用しよう。

試してはいないんだけど、もしかすると顎の部分の尖りが少ないアライ系のヘルメットだともっと安定するかも。SHOEIとかKabutoの人は多分安定しないからやめておくのが無難。

気になる点

下部分が出っ張ってる

気になる点としてあるのが、下部分が出っ張りすぎて俺のヘルメットだと顎の下まで張り出しているということ。

パッドの外側にあるアダプターがついているパーツは結構硬くて、このままヘルメットを平らな場所に置こうとすると顎が浮いて不安定になる。

ヘルメットを高いところに置いている人とかなんとなく気になる人はこのデメリットもちゃんと考えておこう。

セパハンの場合Goproの取り付けは倒立が吉

Goproヘルメットマウント

ハンドルが低いバイクに乗っていて上目遣いなヘルメットの被り方をしている人だと、Goproを正立させてつけるとハンドルしか映らない程度の角度までしか上げられなくなる。

倒立させてつければ解決するし俺もそれで使ってたんだけど、どうしてもヘルメットの下側に飛び出してついてしまうから、伏せたときにタンクにあたってGoproの角度が変わってしまうことがある。

もう一つ別のアダプターを買えば正立でも角度を確保できるから、下に飛び出すのが嫌な人は検討してみてほしい。

テープ式マウントという選択肢

ここまでストラップ式のこの製品の話をしてきたんだけど、ぶっちゃけほとんどの要素でテープ式が勝っていると思う。

もちろん簡単に外せないっていう欠点はあるものの、要らないときは薄い台座だけを残して他はすべて外せる。角度も自由自在。

値段に関してもそこまで変わらないし撮影性能のメリットを考えればテープ式の方が遥かに優れているから、どうしてもヘルメットに何もつけたくないひと以外は大人しくテープ式にしておくことをお勧めする。

テープ式のデメリットは潰しやすい

テープ式の最も大きなデメリットが3Mの両面テープが稀にはがれてしまうことがあることなんだけど、これはマスキングテープで補助してあげたりヒモで括り付けたりすれば回避できるデメリット。

場所合わせに関しても最初にGoproの位置を決めてからテープを貼ればいい感じに決められるから、順番さえ守ればそこまで大きなデメリットにはならない。

個人的にはテープ式がオススメ

↑5万円吊るすなら純正が妥当だと思う🤔

いかがだっただろうか。今回はストラップ式のバイク用ヘルメット用Goproマウントのレビューを書いた。

結論としては撮影にこだわる人であればテープ式でないと絶対に後悔するから選択肢はない。少し臨場感が落ちてもいいっていう人であれば、自分のヘルメットに異物をつけたくないという気持ちと天秤にかけてどちらを買うかしっかり考えよう。

Gopro Hero9であれば、Super Viewを使わない限りはTaisionerのストラップ式マウントでも上手く撮影することができるというのも判断材料として考えてみてほしい。

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