みんなでツーリング
今日はみんなでツーリングだ!初めての人たちでわくわく。。。
ぶんぶんぶぶんぶんぶんぶぶんぶん!!!!!!
うわああああああああああああああああ!!!!!※画像はイメージです
周りが速すぎる…
こんな経験はないだろうか。「初めて一緒にツーリングに行ったグループが速すぎてついていけない」であったり「待ってくれない」といった何のために一緒に来ているのかわからなくなる、そんな非常に悲しい経験が。
これ、よくあるのが猛者が多いグループに属してしまっているということ。
特に大型SSが多くいるグループとか、ちょっと古いスクーターにツナギ着て乗るような人がいるグループはとにかく速さを正義にしている場合がある。日の浅いライダーは、こういった経験も実力もかなり上の人たちが攻め始めるとついていくのがかなり厳しくなってしまう。
特に速く走りたいわけでもないのにこういったグループにいると、それは大きなストレスになるだろう。
置いていかれないために
さて、今回はそんな速すぎる周りに悩ませられる人に向けての記事。
個人的にはツーリングで速くいってしまう人もどうかと思うんだけど、遅すぎる人も最低限の速さを確保していた方がいいと思う。もし、自分が遅すぎる自覚があるのなら今回の記事は多少は力になると思う。
根本的な解決法と、それができない人のために付いて行きやすくする小手先の技まで書いていくから、自分に合った解決法で現状を打開してほしい。くれぐれも無理は禁物。
ゆっくり走ってもらうよう頼む
最初から至極当然な方法で申し訳ないんだけど、意外と勝手に諦めてしまって頼むのを忘れている人がいるから書いた。
ツーリングのメンバーが増えるほどリーダーの資質を持った人が入っている可能性が高くなっていって、そういう人に頼めば大体の場合はある程度遅く走ってくれるか、何かしらの対策をしてくれるはず。
実は速く走ってる人は悩んでいることを知らずに悪意がない場合もあるから、とりあえず最初は頼んでみたり何かしらのコミュニケーションをとって解決することを目指そう。
自分にも問題があるかも
例えば、バイクに乗り始めたばかりで遅すぎるとか交通規則を守りすぎて逆に危ないとか、一緒に走っている人にとって邪魔になってしまっている可能性がある。
こういった場合、これから誘われなくなってしまったり他のグループと走るときも嫌われてしまうことの考えられるから、一度自分を見直して他の人と自分の運転のどこがどう違うのかを考えてみよう。
極端に危険な運転を除いて、様々な人に合わせられる運転技術があれば友達の幅も広げやすくなる。一歩引いて、自分と自分のグループを客観的に見ることで問題を見つけ出そう。
まったり系の人と走る
これが最も楽チンで効果的な解決策。
そもそも、ツーリングで誰かを置いて行くほど速く走りたがるような人は普段から己を磨いてるから小手先の技で追いつくのが困難な場合がある。
それに、そういった人と走ることは速く走れるようになりたいとかの理由がない限りは単に危険。全くもって意味がない。
もし置いていかれるようなことがあって、少し話してもペースを合わせてくれないようであればすぐに鞍替えしてしまおう。相手がいないならTwitterとかで積極的に発信して声かけするとすぐに見つかるからどんどん活用しよう。
鞍替えができない場合がある
理想は自分にあった人と走ることなんだけど、会社の付き合いであったりどうしても他の友達が見つけられなかったり、色々と事情があって鞍替えできないケースがある。
この場合、今の作戦が使えなくなってしまうからツーリングを楽しむにはなんとなくついていけるようになる必要がある。
ここからは付け焼き刃ながらも食らいつく方法を書いていく。
ソロで何度も下見する
実は公道であれば初見で走る道を速く走れるような人はほぼいない。これはサーキットと違ってブラインドコーナーが多くて、覚えている道じゃないと突っ込んでいけないから。地図を見ただけでコーナーを把握できるような人がいれば別だけど、基本的には慣れている道だからこそ速い。
ということで、こちらも何度も一人で道を下見してカーブのキツさとか路面の状態とか、可能な限りを頭に叩き込んでいく。
下見ツーリングを重ねることで道の形状とかクセを把握できるのもメリットなんだけど、単純に自分の腕自体も磨くことができるから非常にオススメ。
ラインをトレースする
同じ速度、同じ路面、似たバイクであれば速い同僚が曲がれてこちらが曲がれないわけがないことを大前提に、前のバイクが走った経路(ライン)を完全に模倣して走る。(急勾配とかは上手い人だけコケないこともあるからムリは禁物。)
ただこのやり方はある程度相手の速さに合わせる必要があって自分の限界を超えて走ることでもあるから、身の危険を感じるようであれば他のやり方を模索しよう。
コツは、その速い人が道路のどの位置を通っているのかを常に見て、なるべく自分も同じ動きをすること。似たバイクで同じライン(走行する位置)を通っていれば乗り方に問題がない限りついていくことができる。
あと、もしコーナーの途中だったら怖気付いても諦めないこと。中途半端にブレーキを握ると逆に危険だから腹を括って曲がり切ることに集中しよう。
相手がそこまで倒し込めるなら自分にもできないはずがない。意外と速い人との差は勇気だけかもしれない。
基礎を固める
安全に速く走る上で最も大事になってくるのが基礎。こっちの記事でフォームを解説してるから、より高みを目指す人は目を通してほしい。
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バイクを買い替えるのは少し待とう
例えばこれまでアメリカンに乗ってて友達についていけないから大型のSSに乗り換えるとなると、少し危なみを感じる。
彼らが速いのはバイクが高性能っていうのもあるだろうけど、それよりも大きいのがある程度使いこなす腕を持っているから。腕がない状態で同じような走り方をするとまず上手く走れないから、バイクを買い替えて解決しようとするのはよく考えよう。
もし買い替えるとしても、日本のワインディングは細かいカーブが多かったり勾配が急だったりして重い速い馬力バイクより軽い遅い非力バイクの方が簡単に速く走れたりするから、自分がどういった状況で遅くなってしまうのかをよく考えてどのバイクであれば楽しくいい感じに走れるのかを吟味して検討しよう。
250ccで大型と一緒の場合も同様
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長距離ツーリングが多いとか高速道路を多用するとかの大型が圧倒的に有利な状況でない限り、自分だけ250ccという状況であってもすぐに買い替えるのはオススメしない。
大型バイクが強いのはあくまで加速性能とブレーキの性能で、コーナーに関しては250ccと同等かそれ以下というのが基本。加えてツーリング中の直線でいちいちフルで加速してフルでブレーキする人なんていないから250ccであっても意外と大丈夫。というかもし、峠で全開走行する大型スポーツのグループに属しているなら抜けたほうが得策。いのちだいじに。
峠とかワインディング程度であればスポーツモデルの250ccはラジアルタイヤさえ履いていれば結構ついていける場合が多い。先に自分の技術を見直してみて、買い替えはそれからでも遅くはないだろう。
楽しく走るのが一番
結論になるんだけど、やはり一番大事なのは楽しく走ること。もし自分が属しているグループが自分に合わないと感じるのであれば、まず最初にグループを変えることを検討しよう。
それでも、何かしらの理由があってついていくしかない場合に関しては、今回の記事で書いてある内容を読んで少しでも楽しくついていけるようになれると幸いだ。
経験上、速い人は命を削って攻めているというよりはマージンを残して楽しく走れる限界を知っている人であることが多いから、速いグループについていけるようになれば新しい扉を開くこともできるかもしれない。
あと、グループ全体が速いからといって前の車を煽ったり無理な追い越しをするのはNG。これをするとバイクの評判を落とすことになるから自分で自分の業界を貶めることになる。バイクブームを呼び寄せてバイク業界にお金を集めることでかっこいい新型が出ることを期待して、かっこよく余裕のある大人な運転を心がけよう。