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【教習所の追加料金】保証プランは入るな、ではなく計算しろ

「保証付きにしますか」で固まる

申し込みの窓口で聞かれる。数万円違う。判断材料が無い。

そしてその場で決めさせられる。多くの人は「安心だから」で保証付きを選ぶ。

先に結論を書くと、入るか入らないかじゃなく、何時間オーバーしたら元が取れるかを計算する。数字を出せば30秒で決まる。

追加料金の実額

教習所
画像:Paul Ng/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

まず何にいくらかかるか。教習所によって幅はあるが、おおむねこの水準になる。

項目料金
技能教習(補習)1時限2,630〜4,070円
技能検定の再検定3,300〜8,800円

普通二輪の総額は、普通車免許ありで159,200〜208,120円あたりが相場になる。

そして保証プランの有無で、こう変わる。

総額
保証なし159,200〜240,460円
保証あり174,200〜256,960円

差額はおおむね15,000〜16,500円。

損益分岐を出す

電卓
画像:Anton Ehrola/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

ここが本題になる。

補習が1時限3,000円なら、5時限オーバーで15,000円。保証の差額とほぼ同じになる。

つまり判断はこうなる。

5時限以上オーバーしそうなら保証あり。しなさそうなら保証なし。

検定の再受験が入るともう少し早く元が取れる。再検定が5,000円なら、補習3回+検定1回で14,000円になる。

自分が通う教習所の「補習1時限」と「再検定」の額を聞いて、差額を割る。これだけで決まる。

何時間オーバーするかの目安

教習所
画像:Bob Adams from Amanzimtoti, South Africa/CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)
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じゃあ自分が5時限オーバーするかどうか。ここは事前にある程度読める。

オーバーしやすい条件

  • 大型二輪をいきなり取る(車重の扱いで時間がかかる)
  • 原付や自転車にも乗ったことがない
  • 教習の間隔が空く(週1回だと前回を忘れる)
  • 身長が低く、足つきに不安がある

オーバーしにくい条件

  • 普通二輪から段階を踏んでいる
  • 週2回以上通える
  • 車の免許を持っていて交通の流れが分かる

間隔が一番効く。技能は身体で覚えるので、空くと戻る。週1回しか通えないなら、保証を付けたほうが確率的に得になる。

保証プランの中身を確認する

契約書
画像:Pittigrilli/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

「保証付き」と書いてあっても、範囲が違う。

追加技能教習が何時限まで無料か。5時限までのプランが多い。無制限ではない。

検定の再受験が含まれるか。技能補習だけで、検定は別料金というプランがある。

年齢制限があるか。「29歳まで」のように上限が付いていることがある。

期限があるか。教習期限(9ヶ月)を超えると保証も切れる。

この4つを窓口で聞く。「保証付き」の一言で判断すると、いざ使うときに対象外になる。

追加料金が発生する場面

教習コース
画像:tokorokoko/Public domain(Wikimedia Commons)

そもそも何で発生するか。

技能のハンコがもらえない。規定時限内に課題をクリアできないと補習になる。

卒業検定に落ちる。再検定料に加えて、多くの教習所で再検定前の補習が1時限必須になる。つまり落ちると2回分の費用が出る。

キャンセル料。予約を無断でキャンセルすると発生する。ここは保証プランの対象外であることが多い。

期限切れ。教習期限を過ぎると、それまでの教習が無効になる。これが一番痛い。

キャンセル料と期限切れは、保証では守られない。予約管理は自分の仕事になる。

追加料金を減らす側

教習所
画像:Leif Jørgensen/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

金の話が終わったので、そもそもオーバーしない話。

落ちる場所はだいたい決まってる。一本橋、スラローム、急制動、小回り。

そして4つのうち3つが視線の問題で説明がつく。近くを見ていると全部崩れる。ここは無料で、その日から直せる。

予約を詰める。間隔が空くほど時間がかかる。キャンセル待ちを使ってでも週2回に寄せたほうが、結果的に安い。

合宿と一発試験

教習所
画像:Leif Jørgensen/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
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代替案も出しておく。

合宿免許。期間が短く、総額も安いことが多い。ただしまとまった休みが要る。そして追加料金の扱いは合宿でも同じなので、保証の有無は同じように確認する。

一発試験(直接試験場で受ける)。費用は圧倒的に安い。ただし合格率が低く、何度も通うことになる。平日に何度も試験場へ行ける人向けで、大半の人には現実的じゃない。

結局、通いの教習所が一番現実的というのが実際のところだと思う。だからこそ、その中で判断できる材料を持っておいたほうがいい。

その場で聞くべき3つ

教習所
画像:Goran tek-en/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

窓口で固まらないために、これだけ聞く。

1. 補習1時限はいくらか

2. 再検定はいくらか(補習が必須かも含めて)

3. 保証は何時限まで、検定は含むか、年齢と期限の条件は

そのうえで、差額 ÷ 補習1時限の額を計算する。出た数字が「何時間オーバーしたら元が取れるか」になる。

保証は保険であって、安心料じゃない。確率で判断できるものを、雰囲気で決めなくていい。

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