バイク 節約術

【持ち込みは倍】バイク用品店の工賃が高い理由【安くする順番】

ネットで安く買って、持ち込んだら怒られた

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画像:ProjectManhattan/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

タイヤをネットで買った。用品店に持ち込んだ。工賃が思ってた倍だった。

これ、店がぼったくってるわけじゃない。持ち込み工賃という料金体系が最初からある。知らずに持ち込むと損をする、という構造になってる。

先に結論を書くと、安くしたいなら「工賃を削る」んじゃなく「工賃が発生する回数を減らす」。順番が逆だと必ず失敗する。

持ち込みは、はっきり倍

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画像:ProjectManhattan/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

数字を出す。2りんかんのタイヤ交換工賃で、国産車の場合。

工賃
店で買ったタイヤ4,400円〜
持ち込み8,800円〜

倍。これは値引き交渉の余地がある額じゃなく、料金表にそう書いてある。

車種でも変わる。

車種工賃(前)
125cc以下スクーター4,000〜7,500円
126cc以上スクーター4,400〜8,200円
国産バイク4,400〜5,500円
外車・特殊ホイール6,600〜8,200円
ハーレー8,800〜11,000円

→ 2りんかんのタイヤ・ホイール工賃表

なぜ持ち込みが高いのか

バイク屋の作業場
画像:FOTO:Fortepan — ID 14165: Adományozó/Donor: Wein Sarolta. ar/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

店側の理屈は一応通ってる。

部品で利益が出ない。用品店の利益は部品と工賃の両方から来てる。部品分が消えるなら、工賃で取るしかない。

責任範囲が変わる。店で買った部品なら、初期不良は店が対応する。持ち込みだと「その部品が悪いのか、作業が悪いのか」の切り分けが揉める。

サイズや適合の確認が増える。買ってきたものが合わない、というのが実際に起きる。

断る店もある。そもそも持ち込みを受けない店は普通にある。

つまり倍の工賃は、店が引き受けるリスクの価格になってる。ぼったくりという理解だと、対策を間違える。

「工賃が高い」の中身は作業時間

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画像:Jorge Royan/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

工賃は標準作業時間 × 時間単価で決まる。部品が安くても、そこに到達するのが面倒なら高くなる。

フルカウル車のプラグ交換なら、カウルを外して組み直す時間がそのまま乗る。請求書には「カウル脱着」としか出ないので、見えないだけになる。

だから「工賃を下げる」という発想がそもそも効かない。下げられるのは作業時間のほうで、それは車種と作業内容で決まってる。

安くする順番

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画像:Martin Vorel/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
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効く順に並べる。

1. まとめて頼む(一番効く)

外装を外す作業が発生するなら、そのとき一緒にできることを全部やる。

プラグ交換でカウルを外すなら、ついでにエアクリーナーも見てもらう。別々に頼むと、外す工賃を二回払うことになる。

「ついでに見てほしい」は店にとっても効率がいい。遠慮する理由がない。

2. 部品も店で買う

持ち込みで浮くのは部品代の差額だけ。工賃が倍になるなら、差額が消えることが多い。

ネットで2,000円安く買っても、工賃が4,400円上がるなら2,400円の損になる。買う前に工賃表を見る。

3. 症状を絞ってから行く

原因を探す時間が工賃になる。「なんか調子が悪い」だけだと、店は再現待ちから始める。

「冷間時だけ、走り出して5分でエンストする。バッテリーは12.6V」まで言えれば、探す範囲が一気に狭まる。

動画を撮っていくのが一番効く。

4. 自分でできる範囲を作る

カウルを外さずに届く作業だけでも覚えると効く。オイル交換、チェーンの清掃と注油、空気圧、バッテリー端子の掃除。頻度が高いので効果が大きい。

ブレーキと電装は手を出さないという線を引いておくのも大事になる。失敗の結果が重い。

5. 店を使い分ける

用品店 — 消耗品交換が定型化されてて安い。タイヤ、オイル、バッテリー

ディーラー — 高めだが車種の情報と純正部品が確実。保証期間内はここ

街の整備工場 — 安めだが車種の得手不得手がある

タイヤは用品店、エンジンの中はディーラーのような分け方が現実的になる。

やってはいけないこと

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画像:Shixart1985/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

持ち込みを黙って持っていく。先に電話で「持ち込みは受けているか、工賃はいくらか」を聞く。断られて往復するのが一番の損になる。

見積もりの内訳を聞かない。「部品代がいくらで、工賃が何時間分か」を聞く。ちゃんとした店なら答える。答えを渋る店のほうが問題になる。

全部同時にやろうとする。「今やらないと危険なもの」と「次回でいいもの」を分けてもらう。

一番高いのは、放置

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画像:W.carter/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
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身も蓋もないけど、これが結論になる。

チェーンを注油しなかったせいでスプロケットまで替える。パッドの残りを見なかったせいでローターも替える。元は数百円の作業だったものが、数万円になる。

月に一回、5分見るだけで防げる出費のほうが、工賃の節約より遥かに大きい。

工賃が高いと感じるのは、たいてい見えない作業に時間がかかってるからだ。納得できないなら聞けばいい。聞いて説明できる店なら、そこは信用していい。

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