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【バイクがエンストする】原因を5つに切り分けて徹底解説【いつ止まるか】

エンストは「いつ止まるか」で原因が絞れる

エンジン
画像:Bengt Nyman from Vaxholm, Sweden/CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)

エンストと一口に言っても、止まるタイミングで原因が全然違う。

ここを分けずに「エンストする」で調べると、関係ない情報を延々読むことになる。まず自分がどれかを決めてほしい。

  • 発進のときだけ止まる
  • 信号待ちで、放っておくと止まる
  • 走行中に突然止まる
  • 冷えてるときだけ止まる
  • 減速してクラッチを切ると止まる

順番に見ていく。

1. 発進で止まる:これは操作

エンジン
画像:Katerc.1778/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

一番多くて、一番心配いらないやつ。

クラッチを繋ぐ速度に対して、回転が足りてない。エンジンが必要とする回転数を下回ると止まる。

直し方は単純で、繋ぐ位置を体で覚えて、そこまで一気に持っていく。ゆっくり丁寧に離すほうが優しいと思われがちだけど、逆に半クラの時間が延びて不安定になる。

坂道発進で止まるなら、リアブレーキで車体を止めたまま、半クラで前へ出る力を作ってからブレーキを離す。

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これは車両の異常じゃないので、乗ってるうちに消える。

2. アイドリングで止まる:吸気か回転数

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信号待ちで回転が落ちていって、そのまま止まる。

疑う場所は三つある。

アイドリング回転数の設定。単純に低すぎる。インジェクション車は自動で調整するけど、キャブ車ならスクリューで調整できる。

エアクリーナーの詰まり。空気が足りないと燃調が狂う。低回転ほど影響が出やすい。

吸気の二次エアー。インマニのゴムが劣化して、想定してない場所から空気を吸ってる。この場合、エンジンが温まると症状が変わることが多い。

エアクリーナーは自分で見られる。開けて真っ黒なら交換の合図になる。

3. 冷えてるときだけ止まる:暖機と燃調

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画像:Shixart1985/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

朝一番でかけて、走り出してすぐ止まる。温まると出なくなる。

これは冷間時の燃調が薄いことが多い。キャブ車ならチョークの使い方、インジェクション車なら制御の範囲になる。

対処としては、かけてから少し待つ。ただし何分もアイドリングさせる必要はなくて、油温計が動き出すか、アイドリングが安定するまでで十分になる。

冬に急に出始めたなら、まずバッテリーを疑ってほしい。電圧が落ちると点火が弱くなる。

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4. 走行中に突然止まる:これだけは危ない

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画像:Bengt Nyman from Vaxholm, Sweden/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

上の三つと違って、これは走行中に駆動が抜けるので危険度が高い。

考えられるのは、燃料が来てないか、電気が来てないかのどちらか。

燃料側なら、燃料フィルターの詰まり、燃料ポンプの劣化、タンク内の錆。走行中に息継ぎしてから止まる、しばらく待つとまたかかる、というパターンが多い。

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電気側なら、ヒューズ、コード類の断線、サイドスタンドスイッチ。サイドスタンドスイッチは意外な伏兵で、これが接触不良を起こすと、スタンドを上げてるのに「下がってる」と判定されて止まる。段差で止まるならここを疑う価値がある。

いずれにせよ走行中に止まるやつは自走で店に行くのが前提にならない。再現するなら早めに見てもらう。

5. 減速してクラッチを切ると止まる

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画像:Philétélie/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

ブレーキをかけて、クラッチを切った瞬間に回転が落ちて止まる。

これはアイドリングの問題とほぼ同じなんだけど、エンジンブレーキで回転が落ちきってからクラッチを切ってるという操作側の要因も混ざる。

減速中は、止まる直前まではギアを繋いだままにして、最後にクラッチを切る。切るのが早すぎると、回転が支えられない状態が長く続く。

そのうえで止まるなら、アイドリング回転数を見てもらったほうがいい。

自分でできる切り分け

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画像:Vyacheslav Argenberg/CC BY 4.0(Wikimedia Commons)

店に行く前にやると話が早い。

1. いつ止まるかを上の5パターンに当てはめる

2. 再現するかを確かめる(毎回か、たまにか)

3. 温度で変わるかを見る(冷間だけか、温まっても出るか)

4. エアクリーナーを開けて見る

5. バッテリー電圧を測る(テスターがあれば)

ここまで持っていくと、店側も探す範囲が一気に狭まる。「たまにエンストします」だけだと、預けて再現待ちになって時間がかかる。

放置していいのは1番だけ

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画像:Hamsarhasfat/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

まとめると、操作が原因の発進エンスト以外は、放置しないほうがいい。

特に4番の走行中に止まるやつは、交差点の真ん中で起きると本当に危ない。エンストは「不便」で済むこともあるけど、場所によっては事故になる。

安く済むケースも多い。ヒューズ1本、エアクリーナー1個で終わることは普通にある。高いのは、放置して他を巻き込んだときだ。

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