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【初心者向け】バイクのジャンル7種類の違いを乗車姿勢で徹底解説

ジャンル名を覚えても、違いは分からない

各ジャンルの車両
画像:Photograph by Mike Peel (www.mikepeel.net)./CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
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バイクを買おうと調べ始めると、知らない単語が並ぶ。ネイキッド、スーパースポーツ、ツアラー、アドベンチャー、クルーザー、オフロード、スクーター。

で、それぞれの説明を読んでも、正直あんまり頭に入らない。「スポーツ走行に適した」とか「長距離走行に向いた」とか書いてあるけど、自分が乗ったときにどう違うのかが分からない。

なのでこの記事では、見た目じゃなく乗ったときの姿勢でジャンルを説明する。バイクのジャンルは、突き詰めると「体をどの角度で固定されるか」の違いになってる。ここを押さえると、名前を覚えなくても選べるようになる。

姿勢は三点で決まる

各ジャンルの車両
画像:Photograph by Mike Peel (www.mikepeel.net)./CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

座る位置、ハンドルの位置、ステップの位置。この三点の関係で乗車姿勢が決まる。

ハンドルが遠くて低いほど、上体が前に倒れる。ステップが後ろで高いほど、膝が曲がって腰が入る。この二つが強いほどスポーツ寄りになる。

逆にハンドルが近くて高く、ステップが前にあるほど、上体が起きて足が伸びる。楽な方向だ。

前傾がきついほど速く走れて、疲れる。基本的にはこのトレードオフの上に、全ジャンルが並んでる。

スーパースポーツ(SS)

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一番前傾がきついやつ。ハンドルが低く遠く、ステップが高く後ろにある。

レースの車体をそのまま公道向けにした成り立ちなので、速く走ることに全部を寄せてる。サーキットで本領を発揮する反面、街中では手首と首に来る。

信号待ちで上体を支える先が無いので、渋滞は普通にきつい。カウルがあるので高速では楽になるという逆転も起きる。

俺が乗ってるZX-25Rもここに入る。維持費の話は別に書いた。

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ネイキッド

ネイキッド
画像:T.doi.z900/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

カウルが無くてエンジンが見えてるやつ。ハンドルが高めで、上体が起きる。

一番つぶしが効く。街乗りも、そこそこの峠も、荷物を積んでのツーリングもこなす。教習車のCB400SFがここなので、免許を取った直後に一番違和感が無いのもネイキッドになる。

弱点は高速で、カウルが無いぶん風を全部受ける。100km/hで長時間走ると、上体を風で押され続けることになる。

迷ったらここでいい、と言われるのは実際そのとおりだと思う。

ツアラー

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長距離を走るために作られたやつ。大きなカウルがあって、風を防いでくれる。

姿勢はネイキッドとSSの中間くらいで、少し前傾しつつ楽な位置。積載も考えられてて、パニアケースが付けられるモデルが多い。

車体が大きくて重いので、街中の取り回しと駐輪場では不利になる。一日に走る距離が長い人ほど得をするタイプで、週末に近所を流すだけなら重さだけが残る。

アドベンチャー

ツアラーの足を長くして、未舗装路も走れるようにしたやつ。ここ十年で一番増えたジャンルだと思う。

シート高が高いので、上体は起きてるのに視点が高い。見晴らしがよくて疲れにくい。

問題は足つきで、身長によっては停車のたびに緊張することになる。跨がずに見た目で選ぶと、これを踏む。

クルーザー(アメリカン)

ステップが前にあって、足を投げ出して座るやつ。ハンドルは高く手前。

上体が完全に起きるので、姿勢としては一番楽な部類になる。低い重心で、まっすぐ走ってるときの安定感がある。

代わりにバンク角が浅いので、コーナーを攻める方向には向いてない。あと足が前にあるぶん、段差の衝撃を膝で吸収できない。

オフロード

未舗装路用。細いタイヤ、長いサスペンション、高いシート。

立って乗ることが前提にあるので、ハンドルが高くて広い。車体が軽いので、街中の取り回しはかなり楽になる。

舗装路だと、細いタイヤと柔らかいサスのせいで高速安定性が落ちる。あとシートが薄くて硬いので、長時間座ってると尻が終わる。

スクーター

ギアもクラッチも無い。足を前に置いて座る。

運転操作が一番少ないので、移動手段としての完成度が高い。シート下に荷物が入るのも、他のジャンルには無い強みになる。

趣味として乗る対象になりにくいと言われるけど、通勤で毎日使うなら合理性ではこれが勝つ場面が多い。

選ぶときに見るべき順番

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ジャンル名から入ると、たぶん間違える。用途から入って、姿勢で確認するのが早い。

  • 毎日通勤で使う → スクーター、ネイキッド、125ccクラス
  • 週末に峠や近場を流す → ネイキッド、SS
  • 月に一回でも遠くへ行く → ツアラー、アドベンチャー、ネイキッド
  • サーキットに行く気がある → SS
  • 見た目で決めたい → それでいい。ただし跨いでから決める

最後のやつが実は一番大事で、跨がずに買うと足つきと前傾でだいたい後悔する。カタログの数字よりも、店で一回跨いでハンドルに手を伸ばしたときの感覚のほうが当たる。

排気量はジャンルとは別の軸

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ついでに書いておくと、ジャンルと排気量は独立してる。250ccのSSもあれば、250ccのアドベンチャーもある。

排気量で変わるのは維持費と高速道路の可否で、姿勢は変わらない。125cc以下だと高速に入れないという線があるので、そこは先に確認しておいたほうがいい。

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