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【丸洗いOK?】バイクヘルメットの正しい洗い方を徹底解説

夏を越したヘルメットの匂い

ヘルメット
画像:IMAGENESHV/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

夏に何回か乗ると、ヘルメットの中が完全に終わる。被った瞬間に自分の汗の記憶が蘇る。

洗いたい。ただ、ヘルメットを洗っていいのかがよく分からない。中に電気が入ってるわけでもないのに、なんとなく水をかけちゃいけない気がする。

結論を先に書くと、内装は外して洗える。外側も水で洗える。洗っちゃいけないのは発泡スチロールの部分になる。ここさえ分かれば作業は簡単だ。

ヘルメットは三層でできてる

ヘルメット
画像:Bene Riobó/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

洗う前に構造を押さえておくと、どこまでやっていいかが自分で判断できる。

外から順に、硬い殻(帽体)、衝撃を吸収する発泡スチロール、肌に当たる内装。

このうち内装は、多くのモデルで取り外して洗える設計になってる。頬パッドと頭頂部のパッドがそれぞれ外れる。

発泡スチロールは外れない。ここが濡れると乾きにくいし、洗剤を含ませると素材によくない。衝撃を受け止める本体はここなので、傷めたら意味がなくなる。

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内装が外れるモデルの洗い方

ヘルメット
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まず自分のヘルメットの内装が外れるか確認する。頬パッドを引っ張るとホックで留まってることが多い。取扱説明書を見るのが確実で、どのモデルも外し方の図が載ってる。

外れたらこう進める。

1. ぬるま湯に中性洗剤を薄く溶かす。熱いお湯は縮む原因になるので使わない

2. 押し洗いする。もみ洗いやねじり洗いはしない。中のスポンジが崩れる

3. すすぎをしつこくやる。洗剤が残ると肌が荒れるし、匂いも残る

4. タオルで水気を取って陰干し。乾燥機はダメ。直射日光もやめたほうがいい

乾くまで丸一日以上かかる。乾ききる前に組み戻すと、そこから匂いが始まるので、ここは我慢する。

内装が外れないモデル

ヘルメット
画像:Piero at Dutch Wikipedia/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

昔の半ヘルや安いモデルだと、内装が接着されてて外れないことがある。

この場合は丸洗いになる。浴室でシャワーを使って、ぬるま湯で中性洗剤を流し込むように洗う。ただし前述のとおり発泡スチロールが濡れるので、乾燥に数日かかると思っておいたほうがいい。

正直、外れないモデルは丸洗いの回数を減らして、普段は消臭剤と乾燥でしのぐほうが現実的だと思う。

外側とシールドは別扱い

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帽体は水で流して問題ない。ただし溶剤が入ったケミカルは避ける。塗装やクリア層が侵されることがある。バイク用の洗剤か、中性洗剤で十分だ。

シールドは扱いが繊細で、注意点が二つある。

乾いたまま拭かない。虫や砂が付いた状態で拭くと、それが研磨剤になって傷が入る。必ず水で流してから、または濡らしたタオルを乗せてふやかしてから拭く。

曇り止め加工を削らない。内側にピンロックシートや曇り止め加工がある場合、強く擦ると機能が落ちる。内側は水で流して、押さえるように水気を取る程度でいい。

あと当然だけど、ガラスクリーナーやアルコールはやめたほうがいい。樹脂が白くなることがある。

ベンチレーションとあご紐

風を通す穴の部分は、内側に埃と虫が溜まる。ここは歯ブラシで軽く掻き出せる。

あご紐は汗を一番吸ってる部分のひとつで、しかも外れないことが多い。濡らしたタオルで拭くくらいになるけど、ここを放置すると匂いの発生源になる。

そもそも匂わせない

ヘルメット
画像:A7N8X/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

洗い方の記事なんだけど、一番効くのは洗うことじゃなくて毎回乾かすことだと思ってる。

帰ってきたら内装を外して風を通す。外せないなら、せめて口を上に向けて置いておく。バイクに掛けっぱなしにしない。

これだけで、洗う回数が減る。汗が乾く前に次に被るのを繰り返すと、洗ってもすぐ戻る。

夏のうちは、乗った日は必ず内装を外して干すくらいでちょうどいい。

洗っても戻らないとき

ヘルメット
画像:Marcio Kamikaze/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

しつこく洗っても匂いが取れない、内装がヘタって緩くなった、という状態になったら、それは洗浄の問題じゃなくなってる。

内装だけ交換できるモデルなら、そこを替えれば快適さは戻る。ただし発泡スチロールの寿命は戻らないので、延命であって解決じゃない。

このあたりの線引きは寿命の記事に書いた。緩くなったかどうかは、洗うかどうかとは別の判断になる。

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