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【月1回が目安】バイクの洗車頻度は距離より汚れで決める

普段は月1回。ただし汚れはカレンダーを見ない

洗車
画像:Arne F. Køpke/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
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バイクって、どれくらいの頻度で洗えばいいんだろうか。

普段の舗装路を走ってるなら、まずは月1回を目安にすればいい。2りんかんとソフト99の洗車解説も、おおむね月1回を目安にしてる。

でも、これは「30日間は何があっても放置していい」って意味じゃない。海辺を走った日も、冬の凍結防止剤が撒かれた道を走った日も、月末まで待ってくれるほど汚れは律儀じゃない。

頻度の基本は月1回。実際の洗い時は、距離より汚れの種類で決める。

この汚れは次の月1回を待たせない

洗車
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走った後の状態洗うタイミング
普段の舗装路、軽い埃だけ月1回を基準に、目立ったら前倒し
雨の後水分と汚れを確認。チェーンは清掃・注油
泥道、砂ぼこり、海辺を走った後できるだけ早く
凍結防止剤が撒かれた道後回しせず洗い流す
虫、鳥のフン、樹液が付いた固まる前に落とす

少し雨に降られるたび、毎回フルコースの洗車までする必要はない。ただ、路面の汚れを巻き上げた車体をそのままにしたり、濡れたチェーンを放置したりするのはマズい。

チェーンメーカーのD.I.Dは、長くても500kmごと、または雨天走行後のメンテナンスを案内してる。ボディは綺麗でも、駆動系は別件だ。

汚れを落とす、水分を飛ばす、チェーンを手入れする。雨の後は、この3つだけでもやっておこう。

→ D.I.D公式のチェーンメンテナンス

洗いすぎで傷むのは、回数よりやり方

マイクロファイバークロス
画像:HelenOnline/Public domain(Wikimedia Commons)

「頻繁に洗車するとバイクが傷む」とも言われる。

これは半分正しくて、半分は雑だ。優しく洗って完全に乾かすなら、回数が多いだけですぐ壊れるわけじゃない。

問題はこっち。

  • 砂や埃が乗ったままタオルでこする
  • 高圧洗浄機を近距離から当てる
  • 台所用の強い洗剤で油分まで落とす
  • 洗剤を流し切らない
  • 水が溜まったまま終わる
  • 洗車でチェーンの油が落ちたのに、注油しない

まず水で砂を流さず、いきなりタオルで塗装面をゴシゴシこする。それは洗車っていうより、細かいヤスリ掛けに近い。

洗いすぎが心配なら、回数を数える前に洗い方を見直したほうがいい。

雨に濡れるバイクでも、高圧の水は別物

高圧洗浄機
画像:Retired electrician/CC0(Wikimedia Commons)

バイクは雨の中を走る乗り物だから、水洗い自体はできる。

じゃあどこへでも水を掛けていいのかっていうと、そうでもない。空気の吸入口、マフラーの出口、キーシリンダー、スイッチ類や電装部品の隙間に、ノズルを近づけて狙い撃ちするのは避けたい。

特に高圧洗浄機は、通常の雨やホースの水とは当たり方が違う。シールの奥まで水を押し込んだり、塗装やステッカーを傷めたりするかもしれない。

車種ごとに水を避ける場所の指定があれば、取扱説明書を優先。「雨で大丈夫ならゼロ距離ケルヒャーも大丈夫」とはならない。

20分でやる基本の洗車

洗車
画像:Arne F. Køpke/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

洗車は、気合を入れて半日仕事にしなくていい。汚れを放置しないことのほうが大事だ。

1. エンジンとマフラーを冷ます

走ってきた直後は熱い。火傷を避けるためにも、急な温度差を作らないためにも、まず冷めるまで待つ。

2. 弱い水で上から砂を落とす

塗装面を触る前に、水で砂と埃を流す。泥が固まってるなら、先に水を含ませてふやかそう。

ホースがない場合は、水を含ませたクロスを押し当てて汚れを浮かす。ここで擦らない。

3. バイク用シャンプーで上から洗う

取扱説明書の希釈率を守った洗剤と、柔らかいスポンジを使う。

タンクやカウルを洗うスポンジと、ホイールや足回りを洗うスポンジは分けたほうがい。足回りの砂と鉄粉をタンクへ移植すると、次の磨き工程が生まれる。仕事を増やしてどうする。

4. 洗剤が乾く前にすすぐ

洗剤を落とし切って、すぐ拭き上げる。直射日光の当たる場所や、車体が熱いままの洗車はシミを作りやすい。

水はボルトの頭、カウルの隙間、シート周りに残る。クロスと風でしっかり飛ばす。

5. チェーンは別に仕上げる

チェーンは専用クリーナーと柔らかいブラシで汚れを落とし、十分に乾かしてからチェーンルブを差す。タイヤやブレーキに付けないよう注意。

作業中はエンジンを切っておく。手でホイールを回せばいい。エンジンで回すと速いのは当たり前なんだけど、指が巻き込まれるのも速い。

チェーンの手入れと交換時期は、こっちでも詳しく書いた。

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でも使うのは、うっすら埃が乗った程度まで。泥、砂、塩分が付いた車体を、クリーナーとクロスだけで拭き取ろうとしないほうがいい。汚れをクロスで引きずることになる。

水を使えないなら、ポンプ式噴霧器で水を持ち込む方法もある。水なし用品で無理やり完結させるより、砂を浮かせて落とせる。

マンションの駐車場では洗剤や排水を禁止してることもあるから、管理規約は先に確認してほしい。運良く愛車は綺麗になっても、運悪く隣人の布団まで綺麗になったら話がややこしい。

月1回の洗車と、乗る前の1分をセットにする

洗車
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洗車のいいところは、綺麗になることだけじゃない。車体を上から下まで見るから、オイルや冷却水の漏れ、ボルトの緩み、タイヤの異物、チェーンの錫やたるみに気づきやすい。

ただ、異常を見つけるのを月1回にしちゃ遅い。乗る前に1分だけ、タイヤ、地面の液体、灯火類、チェーンを見る。そこへ月1回の洗車を足すと、ちょうどいい。

毎週日曜にワックスまで掛ける必要はない。かといって、冬の塩まみれを「今月はもう洗ったから」で放置するのも違う。

洗車予定は月1回。塩、泥、虫が付いた日は、予定を無視して洗おう。

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