「時短家電」として勧められる
三種の神器と言われる。ドラム式洗濯機、ロボット掃除機、そして食洗機。
買えば楽になる。それは概ね本当だと思う。問題は買っても置けないことがあることになる。
先に結論を書くと、要るか要らないかを悩む前に、設置できるかを確認する。そこで半分は答えが出る。
設置の条件

据え置き型の食洗機を置くには、これが要る。
設置スペース。幅40〜55cm、奥行き30〜40cm程度。シンク横か、専用ラックの上。
分岐水栓、またはタンク式。分岐水栓は蛇口に部品を付ける工事が要る。賃貸だと大家の許可が要ることがある。タンク式なら工事不要だが、毎回水を入れる手間が発生する。
排水の経路。シンクに排水ホースを垂らす。
電源。アース付きコンセントが望ましい。
この4つのうち1つでも欠けると、置けないか、置いても不便になる。特にスペースが一番厳しい。一人暮らしのキッチンだと、まず物理的に入らない。
買う前に測る
悩む前にやること。
1. シンク横の幅・奥行き・高さを測る
2. 蛇口の型番を調べる(分岐水栓が対応しているか)
3. コンセントの位置を見る
4. 賃貸なら、蛇口をいじっていいか確認する
測って入らなければ、そこで終わり。この確認を先にやれば、要る要らないで悩む時間が消える。
置けるとして、要るかどうか

置ける前提で判断する。
要る場合
- 2人以上で暮らしている。食器の量が多い
- 自炊の頻度が高い
- 手が荒れる
- 洗い物が嫌いで、シンクに溜める癖がある
最後が一番大きい。溜める人ほど効果が出る。溜まった食器を見るストレスが消える。
要らない場合
- 一人暮らしで、食器が数枚
- 自炊しない
- 手洗いが苦にならない
- キッチンが狭い(置くと調理スペースが消える)
一人暮らしだと、洗い物が3分で終わることが多い。3分のために設置と手入れの手間を負うか、という話になる。
誤解されやすい点

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手洗いより水道代が安いことが多い。これは事実で、機種にもよるが使用水量は少ない。ただし電気代が乗る。トータルで大差ないと思っておいたほうがいい。
時間は短縮されない。運転に1〜2時間かかる。短縮されるのは「自分が拘束される時間」であって、洗い上がるまでの時間ではない。
予洗いが要る。残り汁や大きな食べ残しは落としてから入れる。全自動ではない。
入らない食器がある。大きいフライパン、包丁、木製品、一部のプラスチック。結局手洗いが残る。
食洗機自体の手入れが要る。フィルター掃除、庫内洗浄。月1回程度。
「洗い物がゼロになる」と期待すると、確実に落差がある。
代替案
水切りカゴを大きくする。溜めても視界に入りにくくなる。数千円。
洗い桶をやめる。意外と効く。桶があると溜める。
食器を減らす。一人暮らしなら3〜4セットで足りる。洗う量そのものを減らすほうが早い。
紙皿を併用する。罪悪感があるかもしれないが、疲れている日の逃げ道として持っておく価値はある。
判断はこうなる

1. 測る。入らなければ終わり
2. 賃貸なら蛇口の可否を確認する
3. 入るなら、自分が食器を溜める人かどうかで決める
4. 一人暮らしで食器が少ないなら、優先度は低い
「三種の神器だから」で買わない。ロボット掃除機も同じで、部屋に物が多いと機能しない。
家電は設置条件と生活パターンで価値が決まるので、評判で判断すると外す。
生協でセット購入するときも同じ話になる。
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