一本投稿した。やったぜ。と思ったら、もう次の動画が必要になる。
YouTubeを続けるのって、動画を作ることだけじゃなく、この「次どうする?」が毎回やってくるのが大変なんだ。
そこで使いたいのが、撮り溜めと予約投稿。撮れる日にまとめて素材を用意して、編集が終わったものから公開日を決めておく。未来の自分へ動画を渡しておこう。大体そいつも忙しいから。
一本ずつ全部やるより、同じ作業をまとめる
企画を考えて、カメラを出して、撮って、片付けて、編集する。これを一本ごとに繰り返すと、撮影の準備まで毎回やることになる。
同じ場所で撮れる動画なら、準備を一回で済ませて何本か撮るほうが楽だ。レビューの話す部分をまとめて撮る、手元の作業を続けて撮る、といった具合。
ただ、カメラを回してから何を話すか考えると、長い素材だけが増える。撮影前に、それぞれの動画について次の三つをメモしておこう。
- 何の話をするか。
- 最初に何を見せるか。
- 最後までに何を伝えるか。
原稿を全部書くかどうかは動画次第だけど、終着点くらいは決めておきたい。編集するときの俺に丸投げ、という企画は厳しい。編集するときの俺にもわからない。

「撮影済み」と「投稿できる」は違う
撮り溜めで一番気を付けたいのは、素材の数を完成品の数として数えることだ。
未編集の動画が10本あっても、今日公開できる動画が0本なら、投稿の余裕はまだない。ファイルがいっぱいある安心感は、ちょっと罠だと思う。
たとえば、次のように段階を分けて置いておくとわかりやすい。
| 段階 | 中身 | 次の作業 |
|---|---|---|
| 撮影済み | 素材とメモ | 必要な部分を選んで編集 |
| 編集済み | 書き出した動画 | 音・字幕・タイトルを確認 |
| 公開準備済み | 確認が終わった一本 | アップロードして予約 |
| 予約済み | 公開日時を設定した一本 | 一覧で日時と順番を確認 |
メモアプリでも表でも、何なら紙でもいい。管理表を作るのが趣味にならない程度に、どこまで終わったか見えれば十分だ。
編集ソフトから選びたい人は、こちらもどうぞ。
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どうもほおじろです。 知ってる人は超通な読者なんだけど、俺は一年ほどプロの動画編集者をやっていた時期がある。 だから動画編集ソフトについては人よりは調べているし、Premiere Proの操作に関して ...
週に何本出すかは、作れる本数から決める
たとえば、週末に3本完成させられて、週2本公開するなら、一週間でストックは1本増える。逆に、週3本作って毎日1本出したら、一週間で4本減る。
当たり前の引き算なんだけど、「毎日投稿したい」が先に来ると、このへんを気合いで埋めたくなる。
最初は、無理なく完成させられる本数より少し少ない頻度で回してみるのがおすすめだ。たとえば2週間分が用意できれば、その間は目の前の締め切りに追われず、次の企画や改善に時間を使える。
もちろん、撮り溜めが向かない話もある。今週のニュース、発売直後の情報、今日だから面白い出来事。そういう動画は別に動かして、手順解説やいつ見ても楽しめる企画をストックにすると使いやすい。

YouTube Studioで予約投稿する手順
パソコンからなら、YouTube Studioで次のように設定できる。
- 「作成」から「動画をアップロード」を選ぶ。
- 動画ファイルを選び、タイトルなどの詳細を入力する。
- 公開設定で「スケジュールを設定」を開く。
- 公開する日付・時刻・タイムゾーンを指定する。
- 最後に「スケジュールを設定」で保存する。
アップロードしただけ、非公開にしただけでは、決めた日に公開されない。日時を設定して保存したところまでやろう。
保存後は「コンテンツ」の一覧で、対象の動画と公開予定を確認する。前編より後編が先に出る、今日のつもりが来月になってる、みたいなことはここで潰しておきたい。予約は便利だけど、入力した日付を察して直してはくれない。
映像も、アップロード後の状態で冒頭・途中・最後を見ておく。音が小さすぎないか、字幕が切れてないか、書き出しが最後まで終わってるか。完成したつもりのファイル違いも、ここで気付ける。
ストックは、休むためにも使っていい
動画を貯めたら、そのぶん投稿頻度を上げたくなるかもしれない。でも、せっかくできた余裕を全部使い切る必要はないと思う。
次はちょっと手間のかかる動画を作る。反応を見て冒頭を直す。単純に、今週は撮影を休む。そういう使い方ができるのがストックの良さだ。
まずは次の一本と、その次の一本。公開ボタンを押すたびに在庫がゼロになる生活から、少しずつ抜けていこう。