こんにちはほおじろです。
最近これ系の記事ばかりですが、今回はYouTubeの動画の導入部分、つまり、冒頭の掴みが兎に角大事ですという記事。
YouTubeの視聴者維持率
動画を伸ばしたいのなら、視聴者維持率をとにかく意識して、最後の方まで視聴者を導かなければならない。
視聴者維持率が低い動画はおすすめに乗りづらくなるから、全YouTuberがいつも考えていることでもあるんだ。
視聴者維持率の谷
視聴者が最も離脱しやすいポイントというのが既にわかっていて、それが
- 動画の冒頭
になる。
だからこそ、今回の記事の導入部分を強化する方法が非常に役に立つんだ。
動画の冒頭で離脱されるデメリット
実は、動画の冒頭で離脱されるというのは二つのデメリットがかかわって負の相乗効果を生み出しているんだ。
- 掴みが悪いと最も離脱されやすい
- 平均の視聴者維持率が極端に下げられる
動画の半分付近で離脱されるのと、最初に離脱されるのでは後者の方が平均の視聴者維持率を大きく下げてしまうことがわかるだろう。
否が応でも引き留めろ
面白い部分が後半にあるなら、そこまで見てもらわないと始まらない。せっかく作った見せ場を、自己紹介と前置きの向こう側へ隠してしまうのはもったいない。
じゃあ何をするかというと、この動画を見続ける理由を、最初に一つ渡すんだ。
結末を全部言う必要はない。完成した物を見せてもいいし、これから起こる問題を見せてもいい。「何が始まるんだ?」と思ってもらえれば、次へ進みやすくなる。

冒頭の掴みは、この3つから考えると作りやすい
ここからは、撮り始める前に考えられる作例で説明していく。実際に再生数を測った比較じゃなく、同じ題材でも入り方を変える例だ。
先に完成形を見せる
工作や料理なら、まず出来上がったものを見せる。視聴者が「あれを作るんだな」とわかってから、工程へ入る。
たとえば、枝から箸を作る動画。最初から木の説明をするより、出来た箸で一口食べて、「これ、さっきまでその辺の枝でした」と始めたほうが、何のための作業なのかわかりやすい。
ゴールがわかってると、途中の地味な作業にも意味が出る。ただ枝を削ってるだけの時間から、箸が出来ていく時間に変わるんだ。
気になる違いを先に並べる
比較する動画なら、二つの違いを最初に見せる。
たとえばマウントを変えた映像を並べて、「同じカメラでも、付ける場所でこんなに変わる」と始める。そこから、どこに付けたのかを説明すればいい。
商品名を二つ読み上げるだけの導入より、視聴者が見比べる場所を作れる。先に違いが見えれば、機材の説明も知りたくなる。
事件が起きたところから始める
体験ものや日常の動画なら、困った場面から始めるのもありだ。
キャンプの朝、ご飯は炊けた。でも箸がない。これなら一発で状況が伝わる。「今日はキャンプに来ています。天気は晴れです」と説明してる間に、飯が冷める。
その後で必要な経緯を入れればいい。撮った順番どおりに全部見せなければいけない決まりはないんだから。

挨拶を消せばいい、って話でもない
ここまで読むと「こんにちは、から始めたらダメなのか」と思うかもしれないけど、俺はそうは思わない。
いつもの挨拶に、その人らしさがあるなら残していい。問題は、見に来た話がなかなか始まらないことだ。
挨拶の後に近況、チャンネルの説明、今回の企画を思い付いた理由……と続くと、初めて来た人にはまだ本題が見えない。まず見せ場か疑問を一つ置いて、それから挨拶する形も試せる。
冒頭から自分らしさまで削り落として、誰が作っても同じ動画にする必要はない。見たいものへ早く連れていこう、という話なんだ。
ショート動画は「止まってもらえたか」も見る
ショートでは、見続けた人がどこで離れたかに加えて、そもそも最初にスワイプされずに見てもらえたかも確認したい。
YouTube Studioには「視聴を継続」という指標があって、視聴を続けた割合とスワイプして離れた割合を見られる。動画の途中の維持率とは、見てる場面が違う。
- 最初に飛ばされてる:最初の映像と一言で、何の話か伝わってるか。
- 途中で落ちてる:説明が長い、同じ話が続く、見せ場まで遠い部分がないか。
たとえば、見始めた人は最後まで見てるのに、最初の段階で飛ばされてるなら、終盤を削る前に冒頭を試したい。逆に、入り口は見てもらえてるなら、その先の流れを見直す。
「3秒で絶対に決めろ」みたいに秒数だけ覚えるより、どこで見るのをやめたのかと、そこで何を見せてたのかをセットで考えよう。

公開したら、グラフと映像を一緒に見返す
通常動画なら、Studioで対象の動画の「アナリティクス」を開き、視聴者維持率のグラフを確認する。最初の30秒後にどれだけ残ったかを見る「イントロ」も、出ていれば参考になる。導入を30秒作れ、という意味じゃないのでそこは間違えずに。
グラフが落ちた場所へ映像を戻して、何を話してたか、画面がどう変わったかを見る。「説明を始めたところで急に落ちてる」なら、その説明を短くする、実物を先に見せる、と次の一本で試せる。
山になってる場所も、面白くて見返されたのか、わかりづらくて戻されたのかは映像を見ないとわからない。数字だけ眺めて一喜一憂するより、編集のヒントとして使うほうが役に立つ。

おすすめへの出やすさも、維持率一つで全部決まるわけじゃない。だからこそ、何%なら合格と線を引くより、同じくらいの長さの自分の動画を見比べて、次に試すことを一つ選ぶのがいいと思う。
編集ソフト選びについては、別の記事にまとめてある。
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【プロ編集者志望】元編集者の俺が動画編集ソフトをおすすめしたる
どうもほおじろです。 知ってる人は超通な読者なんだけど、俺は一年ほどプロの動画編集者をやっていた時期がある。 だから動画編集ソフトについては人よりは調べているし、Premiere Proの操作に関して ...
まずは、今編集中の動画で一番見せたい場面を探してほしい。そこへ行くまでに、本当にその前置きが全部必要か。冒頭を直すなら、そこからだ。