飛び散った汚れが固まってる
カレーを温めたときの飛沫が、庫内で焼き付いてる。こすっても落ちない。
ここで力を入れると内側を傷つける。電子レンジの掃除は、こするんじゃなく、ふやかす。
しかもレンジ自身にふやかす作業をやらせられる。これが一番楽な方法になる。
基本のやり方:蒸気で浮かせる

1. 耐熱容器に水200mlを入れる
2. 重曹を大さじ1溶かす
3. 500Wで5分ほど加熱
4. 扉を開けずに、20分そのまま放置(ここが重要)
5. 冷めてから、残った液で庫内を拭く
蒸気が庫内に充満して、固まった汚れがふやける。放置している20分が実作業で、こっちは何もしなくていい。
重曹が入ることで、油汚れ(酸性)を中和して落としやすくなる。
汚れの種類で使い分ける
油汚れ、食品の飛沫 → 重曹(アルカリ)
魚や生ごみのような臭い → クエン酸(酸性)。同じ手順でクエン酸を溶かす
水垢っぽい白い付着 → クエン酸
匂いだけ取りたい → レモンやみかんの皮を水と一緒に加熱する。柑橘の香りが残る
どちらも同時に使わない。中和して効かなくなる。
やってはいけないこと

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研磨剤入りのクレンザーやメラミンスポンジで庫内をこする。内側のコーティングが削れる。削れた面は汚れが付きやすくなって、次から落ちにくくなる。
金たわし。論外。
扉のパッキンを強くこする。ここが傷むと、マイクロ波が漏れる可能性がある。拭くだけにする。
天井の奥にある部品をいじる。マイカ板(雲母の板)という部品が付いていることがある。ここを濡らしすぎたり、剥がしたりすると故障の原因になる。汚れていても、乾いた布で軽く拭く程度に留める。
中に何も入れずに加熱する。空焚きになって壊れる。掃除で扉を開け閉めしているときにやりがちになる。
回転皿とローラーは外して洗う
外せる部品は外したほうが早い。
ガラスの回転皿は食器と同じように洗える。ただし熱いうちに水をかけると割れる。冷めてから。
下のローラー(回転リング)も外れる。ここに汁が溜まって、それが臭いの元になっていることが多い。
フラットタイプなら、そのまま拭く。
焦げ付いて取れないとき

蒸気でふやかしても落ちないなら、もう一度同じことをやる。一度で無理なら二度目でたいてい落ちる。
それでもダメなら、重曹を水で練ってペースト状にして、汚れに乗せて30分置く。そのあと柔らかい布で拭く。
これで落ちない焦げは、削るしかない領域になる。ただし削るとコーティングが傷むので、諦めて許容するほうが結果的に長持ちする。
溜めなければ楽
結局これになる。
使ったあと、庫内が温かいうちに一拭き。この状態が一番汚れが緩い。10秒で終わる。
ラップをかけて温める。飛沫が飛ばない。
受け皿を敷く。汁物はこれで大半が防げる。
掃除でも整備でも同じで、放置した分だけ落とす手間が増えるという構造は共通してる。
覚えるのは一つ
こするな、ふやかせ。
水と重曹を入れて5分回して20分放置する。この間、こっちは何もしない。掃除の労力を機械に肩代わりさせるのが、この題材の正解だと思う。
