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【キーボードの掃除】キーを外す前に逆さにして叩く

隙間に何かが溜まってる

横から見ると、キーの間に埃と髪の毛とパンくずが詰まってる。

ここでいきなりキーを全部外す人がいるけど、戻せなくなるリスクのほうが大きい。順番がある。

やる順に書いていく。上から3つで大半は片付く。

0. 先に電源を切る

有線ならケーブルを抜く。ノートPCなら電源を落とす。

通電したまま拭くと、意図しない入力が入る。水分が入った場合の被害も変わる。

ノートは可能ならバッテリーも外す。外せない機種が大半なので、その場合は電源オフで進める。

1. 逆さにして叩く

これで6割くらい落ちる。

キーボードを裏返して、底を手のひらで軽く叩く。デスクの上に紙を敷いておくと、何が出てきたか分かる。

ノートPCは開いた状態で斜めに傾けて振る。完全に逆さにして強く振ると、ヒンジに負担がかかる。

2. エアダスターか、ブロアーで吹く

隙間の埃を飛ばす。

斜めから吹く。真上から吹くと、埃が奥へ入る。横から入れて反対側へ抜く。

エアダスターは缶を傾けすぎない。液体が出て、キーの隙間に入る。冷えて結露することもある。

カメラ用のブロアー(ゴム球)でも十分いける。繰り返し使えるので、こっちのほうが安く上がる。

3. 表面を拭く

固く絞った布か、アルコールを含ませたウェットティッシュ。

キーボードに直接液体をかけない。布に含ませて、布のほうで拭く。

テカリや皮脂は、消毒用アルコールでよく落ちる。ただし印字が薄い安価なキーボードは、文字が消えることがある。目立たないキーで試してから全体にいく。

4. 隙間を掻き出す

掃除
画像:U.S. Department of Agriculture/Public domain(Wikimedia Commons)

まだ残っているなら。

細い筆、めん棒、爪楊枝。キーの縁に沿って動かす。

粘着系のクリーナー(スライム状のもの)が売っている。押し当てて剥がすと、隙間のゴミが付いてくる。効くけど、古くなると逆に残留するので、劣化したら捨てる。

掃除機は弱で。強いとキーが飛ぶ。飛んだキーを吸い込むと、探すことになる。

5. キーを外す(最後の手段)

キーキャップ
画像:Triple-green/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

ここまでやっても取れないときだけ。

外す前に写真を撮る。配列を覚えているつもりでも、戻すときに迷う。特に記号キーの位置。

外せない機種がある。ノートPCのパンタグラフ構造は、外すと爪が折れて戻らないことがある。ノートは基本的に外さない。

外せるのはメカニカルやメンブレンの独立キーで、キープラー(引き抜く工具)を使う。指で引っ張ると、斜めに力がかかって壊れる。

スペースキーやEnterのような大きいキーは、裏に金具(スタビライザー)が入っている。ここは特に戻しにくい。自信がなければ触らない。

飲み物をこぼしたとき

こぼれた飲み物
画像:Christoph/CC0(Wikimedia Commons)

これは掃除じゃなく事故対応になる。

1. 即座に電源を切る(シャットダウンを待たず、可能なら電源を落とす)

2. ケーブルとバッテリーを外す

3. 逆さにして水を出す

4. 拭いて、数日乾かす

5. 乾くまで絶対に電源を入れない

ドライヤーの熱風は使わない。部品が変形する。送風か、自然乾燥にする。

糖分が入った飲み物は、乾いても内部が固着する。水よりコーヒーやジュースのほうが厄介になる。この場合は分解清掃が要ることが多いので、大事なマシンなら修理に出したほうがいい。

溜めないほうが早い

掃除
画像:U.S. Department of Agriculture/Public domain(Wikimedia Commons)

結局これになる。

食べながら使わないのが一番効くけど、たぶん守れない。

現実的には、月1回、逆さにして叩くだけでいい。10秒で終わって、それだけで大半が溜まらない。

洗車でもチェーンでもケトルでも同じことを書いてるけど、放置した分だけ落とす手間が増えるという構造はどこでも同じになる。

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覚えるのは順番

電源を切る → 逆さにして叩く → 吹く → 拭く。

ここまでで大半が終わる。キーを外すのは、本当に必要になってからでいい。戻せなくなるほうが困る。

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