買ったけど、どこに付けるか決まらない
AirTagを買った。財布に入れた。そこで止まる。
追加で買った分の使い道が思いつかないまま引き出しに入っている、という状態はよくある。
先に整理すると、AirTagが効くのは「無くすと困る」より「無くしたことに気づきにくい」ものになる。この違いで選ぶと決まりやすい。
仕組みを知ると使い道が決まる
AirTagはGPSを積んでいない。近くにあるiPhoneのBluetoothを借りて位置を報告する仕組みになる。
つまり、
- 人がいる場所では強い(駅、街中、空港)
- 人がいない場所では弱い(山、深夜の郊外、地下)
- リアルタイム追跡ではない(通りがかりのiPhone次第)
この性質から、向き不向きが決まる。
定番:財布・鍵
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「無くすと困る」の代表。ただしこれは家の中で探す用途が多い。
家の中なら「探す」アプリの正確な場所を見つける機能が効く。iPhone側で距離と方向が出るので、ソファの下からでも見つかる。
外で落とした場合は、人通りがある場所なら位置が更新される。
効くのは「気づきにくい」もの

ここが本題になる。
預けた荷物。飛行機のスーツケース、宅配で送った箱。自分の手を離れているので、無くなったことに気づけない。空港のような人の多い場所では位置がよく更新されるので、相性がいい。
バイクや自転車。盗まれた後に追える。ただし盗難を防ぐ装置ではない。「防ぐ」と「追う」は別物で、防ぐ側は動かせない物と車体を繋ぐ地球ロックの仕事になる。
取り付け位置は見えない場所にする。分かる場所にあると外される。シート下、カウルの内側、ボックスの中など。
ツーリングバッグ、キャンプ道具。積んだつもりで積んでいない、というのが一番怖い。落としたとき、どこで落としたかが分かる。
子どもや高齢の家族の持ち物。本人ではなく、鞄やランドセルに付ける。
車の中に1つ。駐車場所を忘れる問題が解決する。立体駐車場だと弱いが、屋外なら効く。
リモコン、めがねケース、工具箱。家の中で行方不明になりがちなもの。
向いていないもの

人。Appleが明確に非推奨にしている。ストーカー対策として、知らないAirTagが一緒に移動していると相手のiPhoneに通知が出る。そもそも人を追う設計になっていない。
ペット。首輪に付ける人はいるが、逃げた先が人のいない場所だと機能しない。GPSトラッカーのほうが確実になる。
山や海に持っていくもの。人がいないので位置が更新されない。
Androidユーザーが主に持つもの。Android側では「探す」ができない。持ち主がiPhoneでないと意味が薄い。
実際に付けるときの注意
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電池は交換式。CR2032で、1年前後もつ。切れたら交換できるのは強い。ただし交換時期を忘れるので、iPhone側の電池残量通知を見る癖をつける。
ケースが要る。AirTag自体に穴が無いので、キーホルダーに付けるにはケースが必要になる。ここが地味に追加費用になる。
貼り付けタイプもある。バイクや自転車に隠すなら、粘着式や薄型のケースのほうが向いてる。
防水ではない。IP67相当とされているが、常時濡れる場所は避けたほうがいい。
何個買うか
1個目は財布か鍵でいい。2個目からが本題になる。
判断基準はこれ。「無くしたことに、その場で気づけるか」
気づけるもの(財布、スマホ)は、実は優先度が低い。気づけないもの(預けた荷物、積んだ道具、盗まれた乗り物)のほうが効く。
そう考えると、旅行やツーリングをする人ほど使い道が多いことになる。
