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【125ccは無理】原付二種が高速道路を走れない理由【126ccから】

125ccは速くても高速へ入れない

125ccのバイク
画像:Peprovira/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

原付二種は一般道ならかなり自由だ。

原付一種みたいな30km/h制限も二段階右折もなく、車の流れに普通に乗れる。車種によってはメーターも三桁まである。

なら高速道路もいけそうなんだけど、125cc以下は入れない。

最高速度が何km出るか、ピンクナンバーか、二人乗りできるかは関係ない。高速道路と自動車専用道路は、総排気量125cc以下の二輪車を通行禁止にしてる。

つまり125ccはアウト。125ccを超えれば対象に入るので、よく言われる境目が126ccからになる。

惜しい。たった1ccなんだけど、料金所は四捨五入してくれない。

→ 神奈川県警察の高速道路交通案内

排気量ごとに並べるとこうなる

原付二種
画像:Lemic302/CC0(Wikimedia Commons)
区分排気量など高速道路必要な免許
従来の原付一種50cc以下走れない原付免許以上
新基準原付50cc超〜125cc以下、最高出力4.0kW以下に制御された対象車走れない原付免許以上
原付二種50cc超〜125cc以下走れない小型限定普通二輪以上
125cc超〜400cc以下いわゆる150cc・250cc・400cc走れる普通二輪以上
400cc超大型バイク走れる大型二輪

ここで大事なのは、車名の数字じゃなく実際の車両区分を見ること。

「125」と名前に付くバイクは124cc前後が多いので、もちろん走れない。逆に150ccクラスなら高速へ入れる。ただし小型限定普通二輪免許で乗れるのは125cc以下までだから、150ccへ乗り換えるなら限定なしの普通二輪免許が要る。

排気量が上がったら、そのまま自動的に免許まで育つわけじゃない。

2025年からの新基準原付も走れない

原付
画像:Cjp24/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

2025年4月から、50ccを超えて125cc以下でも、最高出力を4.0kW以下に制御した対象車なら原付免許で乗れるようになった。

ただ、これは125ccの原付二種を原付免許で乗れるようにした制度じゃない。排気量の大きなエンジンを使いつつ、扱いは原付一種のままにする新基準原付だ。

  • 最高速度30km/h
  • 二段階右折
  • 二人乗り禁止
  • 高速道路と自動車専用道路は通行禁止

全部そのまま。

同じ125cc以下でも、原付二種と新基準原付は別物。中古車や他人のバイクなら、排気量だけ見て自分の免許で乗れると決めないほうがいい。

→ 警察庁の一般原動機付自転車の区分見直し

高速道路だけ避ければいい、でもない

原付二種
画像:Maureen Megan./CC0(Wikimedia Commons)

ここが地図でややこしい。

高速自動車国道は当然ダメ。それとは別に、一般道の途中にある自動車専用道路も125cc以下は走れない。

道路原付二種で走れる?
高速自動車国道走れない
自動車専用道路走れない
普通の有料道路道路ごとの規制次第
一般道のバイパス道路ごとの規制次第

「有料だから高速」「無料だから一般道」っていう分け方じゃない。無料の自動車専用道路もあるし、原付二種が通れる有料道路もある。

バイパスって名前だけでも判断できない。普通に走れる区間から、そのまま自動車専用区間へ切り替わる道路もある。

見るのは入口の標識だ。

青い丸の中に車の絵がある自動車専用の標識や、「125cc以下通行禁止」「原付通行禁止」の案内が出たら入らない。ツーリング前は道路管理者の案内も確認しておこう。

道路名だけで大丈夫だろうと決めると、入口で急に詰む。

入ったら通行禁止違反になる

高速道路の入口
画像:円周率3パーセント/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

原付二種で高速道路や自動車専用道路へ入ると、通行禁止違反になる。

2026年時点では基礎点数2点、原付二種は50ccを超える二輪車なので反則金6,000円。原付一種の反則金5,000円とは区分が違う。

「ナビに案内された」は残念ながら通行許可証じゃない。

しかも反則金より怖いのが事故。周りは125ccがいると思わずに合流してくる。間違いに気づいて入口で急停止したり、料金所付近で勝手にUターンしたりすると、違反を一個増やすどころの話じゃなくなる。

→ 警視庁の交通違反点数一覧

→ 警視庁の反則金一覧

間違えて入口へ来たら勝手に戻らない

高速道路の標識
画像:切干大根/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

料金所を通る前に気づいたら、通行券の機械や料金所にあるインターホンで係員を呼ぶ。自分の判断でUターンやバックはせず、案内に従って戻る。

すでに本線へ入ってしまったら、絶対に逆走しない。可能な限り安全な場所へ寄せ、人はガードレールの外へ避難し、非常電話か道路緊急ダイヤルの#9910へ連絡する。

バイクを押して入口へ戻ろうとするのもダメ。高速道路で入口方向へ戻るのは危険すぎる。

→ NEXCO東日本「間違えて高速道路へ入ってしまったら」

→ NEXCO東日本の原付誤進入時の案内

原付二種モードのないナビは危ない

ナビ
画像:Vyacheslav Argenberg/CC BY 4.0(Wikimedia Commons)

誤進入の原因として高速道路会社が注意してるのが、ナビアプリ。

原付二種を車として案内させると、高速道路や自動車専用道路を使うルートが普通に出る。出発前に「高速道路を使わない」を有効にしておこう。

ただし、その設定だけで全自動車専用道路を完璧に避けられるとは思わないほうがいい。入口の標識が最後の答えになる。

スマホへ行き先を任せても、違反点数までスマホへ付いてくれるわけじゃない。

→ NEXCO中日本の原付誤進入対策

高速を使いたいなら150cc以上へ乗り換える

原付二種
画像:bazzadarambler/CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)

原付二種のまま高速道路を走る方法はない。

たまに遠出するくらいなら、最初から一般道ルートで組む。高速の一区間だけ避けようとすると、自動車専用のバイパスでまた止められることがあるから、経路全体を確認したほうがいい。

通勤やツーリングで高速を何度も使うなら、150cc以上へ乗り換えるのが一番早い。ただ高速へ入れるだけなら150ccでも条件を満たすけど、長距離の余裕や選べる車種まで考えると250ccが分かりやすい。

維持費がどれくらい増えるかは、こっちで全部計算した。

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原付二種は一般道だと本当に便利だ。税金は安いし、街中なら十分速いし、駐輪場にも置きやすい。

でも高速道路だけは別。125ccで100km/h出せるかを考える前に、入口の「125cc以下」を見よう。そこは性能の話じゃなく、数字で閉まってる門だ。

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