明細を見て初めて気づく
カードの明細に、見覚えのない月額が並んでる。
無料期間で試したサービス。一度しか使ってない動画配信。名前も思い出せないアプリ。
気づいた時点で、たいてい何ヶ月分か払ってる。そして「今月分は返ってこない」と言われて終わる。
対策は2つに分かれる。今あるものを洗い出すのと、次から忘れない仕組みを作ること。
まず全部洗い出す

思い出そうとしても出てこない。明細から逆算する。
クレジットカードの明細を、直近12ヶ月ぶんまとめて見る。月1回や年1回の請求を全部書き出す。年額のものは1年遡らないと出てこないので、12ヶ月分が要る。
キャリア決済の明細も見る。カードとは別に立っていることがある。
AppleとGoogleのアカウント。アプリ内のサブスクはここにまとまってる。
- iPhone:設定 → 自分の名前 → サブスクリプション
- Android:Google Play → プロフィール → お支払いと定期購入
Amazonのアカウントサービス。Prime以外にも、Kindle Unlimited やチャンネル登録が別で立っている。
PayPalを使っているなら、そこの定期支払い。カード明細では「PayPal」としか出ないので見落とす。
この5か所を見れば、大体は拾える。
解約できないパターン

洗い出した後に詰まるやつ。
アカウントにログインできない。メールアドレスもパスワードも忘れた。この場合はサポートに問い合わせるか、カード会社に相談する。
解約導線が分かりにくい。アプリからは解約できず、ブラウザからしかできないサービスがある。逆もある。「サービス名 解約」で調べたほうが早い。
カードを止めれば解決、ではない。カードを止めても契約自体は残る。未払いとして請求が続くことがあるので、解約手続きをしてからカードを外す。
次から忘れない仕組み

洗い出しは一度きりの作業で、本題はこっち。
契約した瞬間にカレンダーへ入れる
無料期間の終了日の2日前に通知を設定する。
無料期間が「30日間」なら、その日に登録日から数えて入れる。登録した直後にやる。後でやると忘れる。
これが一番効く。作業は30秒で、確実に止まる。
支払い方法を1つに寄せる
サブスク専用のカードか、決済手段を1つに決める。明細を1か所で見られるようになる。
分散していると洗い出し自体が面倒になって、結果として放置する。
年1回、日を決めて棚卸しする
誕生日でも年始でもいい。日を決めて明細を見る。
続けるものと止めるものを判断する。「使ってないけど、いつか使うかも」は止める側でいい。必要になったらまた入れる。
使っているかを数字で見る
「先月何回使ったか」を思い出せないサービスは、たぶん使っていない。
月額1,000円のサービスを月1回しか使っていないなら、1回1,000円になる。単発で買ったほうが安いことが多い。
止めるべきかの判断

迷ったときの基準。
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 先月一度も開いていない | 止める |
| 月1回未満 | 都度課金と比較する |
| 家族や同居人と共有できる | プラン変更で下げられることがある |
| 年払いにすると安い、かつ確実に使う | 年払いへ切り替える |
| 「いつか使う」 | 止める。必要になったら入り直せる |
最後の行が一番大事だと思ってる。サブスクはいつでも入り直せる。止めることの損失は、思っているより小さい。
金額の感覚

月500円のサービスを5つ持つと月2,500円、年3万円になる。
1つ1つは安く見えるので気づかない。合計で見ると判断が変わる。
洗い出しの作業を面倒に感じるなら、そこに年3万円がかかっているかもしれない、と思って始めるといい。
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やることは2つ
明細12ヶ月ぶんを見て洗い出す。一度だけ。
契約した瞬間にカレンダーへ終了日を入れる。これから毎回。
後者を習慣にすれば、前者はもう二度とやらなくて済む。
