節約術

【スリッパが臭い】洗えないタイプでも消せる【原因は足じゃない】

素足で履いた日から始まる

スリッパ
画像:Peachyeung316/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

夏にスリッパを素足で履く。数日後、明らかに臭う。

洗おうとして裏を見ると「洗濯不可」。詰んだ、と思う場面になる。

先に構造を書くと、臭いの原因は足そのものじゃない。足から出た汗と皮脂を、スリッパの中の雑菌が分解して、その代謝物が臭う。だから対策は菌を減らすことと、乾かすことになる。

これが分かると、洗えないスリッパでも手がある。

洗えるなら洗う

まず確認。タグに洗濯表示があるなら、それが一番早い。

中性洗剤で押し洗い。もみ洗いすると中材が崩れる。

すすぎを念入りに。洗剤が残ると、それ自体が汚れになって菌の餌になる。

陰干しで完全に乾かす。生乾きだと逆効果になる。中まで乾くのに1〜2日かかると思っておいたほうがいい。

洗えないタイプの対処

消毒スプレー
画像:Shixart1985/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

ここが本題になる。

消毒用アルコールを吹く

一番手っ取り早くて、一番効く。

菌そのものを減らせる。スプレーボトルに入れて、内側にまんべんなく吹く。そのあと完全に乾かす。

素材によっては変色するので、目立たない場所で試してから全体にかける。

重曹を撒いて一晩置く

重曹は臭いの元になる酸性の物質を中和する。

粉のまま内側に撒いて、一晩。翌朝に掃除機で吸うか、逆さにして振り落とす。

湿気も吸うので、乾燥にも効く。

天日と風

紫外線に殺菌作用がある。風通しのいい場所で干す。

ただし直射日光は素材を傷めるので、合皮やビニールは陰干しにする。ゴムや接着剤が劣化する。

冷凍する

袋に入れて冷凍庫で一晩。菌の活動を止める方法になる。

即効性はあるが、根本的には減らないので繰り返しが要る。あと家族がいる家では抵抗があると思う。

そもそも臭わせない履き方

靴下
画像:David Jackson/CC BY-SA 2.0 uk(Wikimedia Commons)

元の下書きにあった観点がこれで、実はここが一番効く。

素足で履かない。靴下を挟むだけで、汗と皮脂がスリッパに移る量が激減する。夏でもこれが効く。

2足を交互に使う。一日履いたら、翌日は休ませる。乾く時間を作る。靴と同じ理屈になる。

脱いだら裏返す、または立てかける。床に伏せたまま置くと中が乾かない。

玄関マットや床の汚れも移る。スリッパだけ洗っても、床が汚れていれば戻る。

買い替えのタイミングを決めておく。布製で毎日履くなら、半年から1年で交換したほうが安い。臭いが取れなくなってから捨てるより、決めて替えるほうが気分がいい。

素材で難易度が変わる

手入れ
画像:U.S. Department of Agriculture/Public domain(Wikimedia Commons)
素材臭いにくさ手入れ
綿・麻(洗える)中洗濯機でいける。乾きも早い
ポリエステル中洗えるものが多い
ボア・フリース低い(溜め込む)洗えるが乾きにくい
合皮・ビニール高い(汗を吸わない)拭くだけ。ただし蒸れる
い草高い洗えない。乾燥と換気で保つ

汗を吸う素材は臭いやすいが乾かせる。吸わない素材は臭いにくいが蒸れる。どちらかを選ぶことになる。

来客用と自分用を分けるなら、自分用は洗える素材にしておくと後が楽になる。

足のほうを疑う場合

手入れ
画像:U.S. Department of Agriculture/Public domain(Wikimedia Commons)

スリッパを替えてもすぐ臭うなら、足側の問題かもしれない。

足を洗うとき、指の間を洗う。ここが一番残る。

同じ靴を毎日履かない。靴が原因で足の菌が増えていることがある。

それでも改善しないなら皮膚科。水虫は自分では判断しにくいし、市販薬で悪化することもある。

臭いの記事は、たいてい「掃除」の話で終わるけど、繰り返すなら発生源のほうを見たほうが早い。排水溝の記事でも同じことを書いた。

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一番効くのは靴下

まとめると、対策の順番はこうなる。

1. 靴下を履く(無料・今日から・一番効く)

2. 2足を交互に、脱いだら裏返す(無料)

3. アルコールを吹く(数百円)

4. 重曹を撒く(数百円)

5. 買い替える

上の2つが無料で、効果が一番大きい。臭ってから消す方法を探すより、溜めない履き方に変えるほうが早い。

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