節約術

【電気ケトルの掃除】白い汚れはクエン酸【内側に洗剤を使うな】

底に白いザラザラが溜まる

電気ケトルの中を覗くと、底に白い粉のようなものが付いてる。指でこすっても取れない。

これはカルキ(水垢)で、水道水に含まれるミネラル分が、加熱で析出したものになる。汚れというより析出物なので、洗剤では落ちない。

落とすのはクエン酸の仕事になる。酸で溶かす。

クエン酸で落とす

クエン酸
画像:Kirill Mikhaylyuk/CC BY 4.0(Wikimedia Commons)

手順は簡単で、待ち時間が大半になる。

1. 満水までの位置まで水を入れる

2. クエン酸を大さじ1〜2(水1リットルに対して)入れて溶かす

3. 沸騰させる

4. 1〜2時間そのまま放置

5. お湯を捨てて、内側をスポンジで軽くこする

6. 水だけで2〜3回沸かして、しっかりすすぐ

最後のすすぎを飛ばすと、次に沸かしたお湯が酸っぱくなる。ここは省かないほうがいい。

クエン酸が無ければ酢でも同じ原理でいける。ただし匂いが残りやすいので、すすぎの回数を増やす。

頻度は月1回でいい

水の硬度と使用頻度で変わるけど、月1回を目安にすれば溜まりきらない。

そして溜まってから落とすより、溜める前に回すほうが楽になる。厚く固着すると1回では落ちない。

掃除全般に言えることで、放置した分だけ落とす手間が増える。

内側に洗剤を使わない

電気ケトルの内側
画像:Jacek Halicki/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

これが一番大事なところになる。

電気ケトルの内側に食器用洗剤を使わない。理由は二つある。

すすぎきれない。注ぎ口の構造上、泡が残りやすい。残った洗剤は次に沸かしたお湯に入る。

内側のコーティングが傷む。研磨剤入りのスポンジやクレンザーは、内側の加工を削る。削れた面には汚れが付きやすくなって、悪循環になる。

金たわしは絶対に使わない。

内側はクエン酸と、柔らかいスポンジだけでいい。

茶色い汚れはお茶の色素

紅茶
画像:Sm faysal/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

白い粉じゃなく茶色いなら、原因が違う。

お茶やコーヒーを入れたことがあるなら、その色素が付着してる。クエン酸では落ちない。

こっちは重曹が効く。アルカリで有機物を分解する方向になる。

同じ手順で、クエン酸の代わりに重曹を入れて沸かす。ただしクエン酸と重曹を同時に入れない。中和して両方効かなくなる。

白い粉が主ならクエン酸、茶色い着色なら重曹。分けて使う。

外側とフタ

外側は固く絞った布で拭くだけ。本体を水に浸けない。電気製品なので当然だけど、うっかりやりがちになる。

フタと注ぎ口のフィルターは外せることが多い。ここに水垢が溜まると、注いだときに白い粒が出る。外して同じようにクエン酸に浸ける。

電源プレート側の端子は乾いた布で。濡らさない。

空焚きに注意

掃除の最中にやりがちなのがこれ。

中身を捨てた直後にスイッチが入ると空焚きになる。最近の機種は保護機能があるけど、古いものは壊れる。

作業の合間はプレートから外しておくと安全になる。

買い替えの目安

台所
画像:TAKA@P.P.R.S/CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)
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掃除で戻らなくなる状態がある。

内側のコーティングが剥がれてきた。削ってしまった結果であることが多い。

沸くのが明らかに遅くなった。ヒーター部に水垢が厚く付くと熱が伝わりにくくなる。クエン酸で落ちないほど固着していれば交換になる。

注ぎ口から白い粒が出続ける。フィルターの奥に溜まっていて取れない場合。

電気ケトルは数千円のものが多いので、時間をかけて再生するより買い替えのほうが安いことがある。ここは判断になる。

覚えるのは2つ

白い粉はクエン酸、茶色い着色は重曹。同時に使わない。

内側に洗剤と研磨剤を使わない。

この2つだけで、たいていの状態は戻る。月1回回しておけば、そもそも困らない。

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