買ってきたけど、スプーンが入ってない

コンビニでプリンを買った。家に着いた。スプーンが入ってない。
あるいはキャンプ場で、カレーは温まったのにスプーンだけ忘れた。ホテルの部屋でカップスープを開けて、かき混ぜるものがない。
この状況、意外と頻繁に来る。そして毎回その場で考えることになる。
先に結論を書くと、紙で作るのが一番早い。牛乳パックとカップ麺の蓋があれば数十秒で済む。
一番強いのは牛乳パック

これが答えだと思ってる。
牛乳パックの紙は、内側がコーティングされてて水を弾く。しかも適度に硬い。スプーンの形に切って、先を軽く曲げるだけで普通に使える。
やり方は単純で、洗って乾かした牛乳パックを開いて、細長く切る。すくう側を少し広めにして、縁を内側へ折ると深さが出る。これでヨーグルトもプリンもいける。
熱いものは少し反るけど、カップスープをかき混ぜるくらいなら保つ。
カップ麺の蓋

これも紙にアルミが貼ってあるので、水に強くて硬い。
蓋を外して、丸い部分を半分に折る。折り目を軸にして、片方を軽く丸めれば小さな匙になる。カップ麺を食べた後にスープをすくうのに使えるので、その場で完結する。 麺を食べる箸までなかった人は、箸の代用品もまとめた。
コンビニ弁当の蓋も同じ理屈で使える。プラスチックなので切るのに少し力が要るけど、ハサミがあれば早い。
その辺にあるもので済ませる

割り箸を2本、輪ゴムで束ねる。輪ゴムもなければ、固定に使える代用品を探そう。先を少しずらして固定すると、すくう面ができる。汁物には向かないけど、固形物なら十分いける。
アルミホイル。くしゃっと丸めて、先を器の形に押し広げる。しっかりした厚みが出るので、熱いものにも使える。ただし酸の強いもの(トマト系、柑橘)は避けたほうがいい。金属味が出る。
紙皿の縁。円形の紙皿を扇形に切って丸めると、意外と深さのある匙になる。
クレジットカード大のプラカード。ポイントカードの類。曲げて縁を作れば、粉ものやゼリーは扱える。口に入れるものなので、拭いてから使う。
屋外なら葉と枝

キャンプや野外だとこうなる。
大きめの葉を折って器状にする。ホオノキやフキの葉は昔から使われてる。ただし種類が分からない葉は口に入れない。かぶれる植物がある。
枝を削る。時間はかかるけど、一本作れば全部それで済む。ナイフがあるならこれが一番確実になる。
野宿の記事でも書いたけど、道具が無いときの対処は、その場にあるものの性質を見て決めることになる。
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洗って再利用しない
一応書いておく。
紙で作った代用品は、その一回で捨てる。表面のコーティングは洗浄を想定してないし、切り口から水が入る。作るのが数十秒で済むので、次に必要になったらまた作ればいい。
アルミホイルも同様で、一度使ったものは丸めて捨てる。
そもそも常備しておく手もある

代用の話をしてきたけど、使い捨てのスプーンを何本か家に置いておくのが一番早い。
コンビニでもらったやつを捨てずに引き出しへ入れておくだけでいい。キャンプ道具の中に一本入れておくのも効く。
代用は「今すぐ必要」への答えであって、繰り返すなら備える側に回ったほうが安い。
一番いいのは牛乳パック
まとめると、家なら牛乳パック、外ならカップ麺やコンビニ弁当の蓋。
どちらも「水を弾く紙」という共通点がある。これを覚えておけば、目の前の材料からその場で選べる。
覚えるべきは作り方じゃなくて、水に強くて適度に硬い平たいものを探すという発想のほうだ。
